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不倫の代償

浮気や不倫は、関与するすべての人々に深刻な影響を及ぼす可能性があり、その結果として多くの人が莫大な代償を払うこととなっています。一度の誤った行動が引き起こす波紋は、家族、友人、そして自身にまで及びます。

まず第一に、浮気や不倫は信頼の崩壊を引き起こします。パートナーに対する信頼が損なわれれば、その傷は時間が経っても癒えにくく、関係が修復されるのは非常に難しいものとなります。裏切りの痛みは深く、相手への信頼を取り戻すことは容易ではありません。

また、家庭や子供にも大きな影響が及びます。浮気が明るみに出れば、家庭は崩壊の危機に直面します。子供たちは親の不和や喧嘩を目にし、安定した環境を失う可能性が高まります。これにより、将来の心理的な影響や不安が生じることも考えられます。

精神的な健康にも悪影響が及びます。浮気をした人は、罪悪感や後悔に苛まれ、心の負担を抱えることがあります。また、周囲の人々からの非難や孤立感も感じるかもしれません。これが重なることで、うつ病や不安症状が発症するリスクが高まります。

さらに、社会的な信用も失われる可能性があります。浮気が広く知れ渡れば、友人や同僚、他の人間関係においても信用を失うことがあります。これが仕事や社会的な活動に悪影響を及ぼすことも考えられます。

結局のところ、浮気や不倫は短期的な快楽によって引き起こされる行動ですが、その代償は非常に高いものとなります。家族や愛する人々との絆を壊し、自らの人生に深い傷を残す可能性があるため、慎重な行動と自己の価値観を見つめ直すことが重要です。

妻の不倫の代償 事例

長い結婚生活を共に歩んできた夫婦が、新たな局面に直面していました。結婚生活13年目、夫42歳、妻38歳。幸せな家庭を築いてきた二人には、小学5年生と3年生の可愛らしいお嬢さんたちが微笑ましく生活に彩りを添えていました。

夫婦の日常は、妻が昔の経理事務の経験を活かし、家計の足しになるために事務職に従事し始めたことで変わりつつありました。最初は家庭と仕事を上手に両立させながら、新たな挑戦に前向きに取り組む奥さんに夫は感謝の意を示していました。

しかし、1年ほどが経過すると、奥さんの帰宅が遅くなることがしばしばあり、その理由として残業や社員同士の懇親を挙げていました。夫は当初、妻が家計を支えるために尽力していることに感謝し、疑いの念を抱くことはありませんでした。夫は信頼に満ち、家族と共に歩んできた喜びを大切にしていました。

しかし、夜の夫婦関係が冷え込んでいく中、妻は疲れを理由に夫の愛撫や関心を拒むようになりました。夫は徐々にその変化に気づき、不安と疑念が心を覆い始めました。家庭と仕事、そして夫婦関係のバランスが崩れゆく中、夫はこれからの人生において新たな試練に立ち向からねばならないかもしれません。信頼と理解が揺らぐ中、夫婦は再び心を通わせ、家庭の幸福を取り戻すために立ち向かっていくことになるでしょう。

妻を目撃

ところが夫が帰宅した時にやはり家路を急ぐ、妻が先に歩いていました。

いつもの妻の帰宅時間よりは3時間くらい遅く、携帯電話をしながらです。

娘達に電話でもしているのか思い近づくも話に夢中で気付きません。

すると電話を切り際に「愛してる」という言葉が聞こえてきたのです。

耳を疑ったそうですが確かに聞こえたので声もかけらず、しばらく呆然としてしまったそうです。

少し遅れて帰宅すると妻は「今夜も残業で私も少し前に帰宅したの」と。

娘達の夕食は?と聞くと「朝に用意してた」というのです。

まるで残業があることを判っていたかのように。

一度、疑い出すと止まらなかったそうで、全ての言動が浮気に繋がっているように感じてしまったそうです。

そして当興信所に相談に見えたのです。

妻を不倫調査

この妻の不倫調査の場合、退社後の行動を数日間マークすれば殆ど結果が得られると判断、何日が続けて不倫調査を実施することをお勧めしたのですが、自宅マンションを購入したばかりで余り予算がないとの事。

このご主人が賢明だったことは妻に対して電話の件を問いたださず、疑っていることも悟られないようにしたことです。

そして当興信所からの指示でもし残業や付き合いが前もって判っている日は俺に言ってくれ、なるべく早く帰って娘達と一緒に食事をするからと言って貰いました。

すると明後日の水曜日に送別会があり、顔を出すので少し遅くなるという予定が入り、その水曜日を指定、不倫調査をお受けしました。

結果は案の定です。

退社後、勤務先の上司らしき男性と合流しラブホテルで不倫をしている事実が判明、しかも相手男性の自宅を特定したところ、男性も妻帯者でありました。

妻の不倫の代償は…

ご主人は想定していたとはいえ、不倫調査報告書に記載されている事実を見せられ、やはり相当の動揺は隠せませんでした。

ご主人は離婚する、しないは今は考えられないが相手の男性は絶対に許せないということで当興信所の顧問弁護士を紹介し今後の処置を委ねました。

結果、ご主人は妻に対しても許せなかった模様で離婚を選択、妻と相手男性に慰謝料を請求することとなり、更に財産分与や娘達の親権問題にも波及、かなり大変だった模様です。

最終的に妻との離婚が成立、娘達はご主人が引き取ることに。

不倫イメージ

何でも不倫のことが娘達にも知られてしまい、娘達がかなり強く拒否したみたいです。

浮気相手の男性は離婚は免れたようですが奥様にも知られ、そのことから勤務先も知ることとなったそうです。

更に妻はこの奥様からもこちらが請求した金額の半分ほどですが慰謝料を請求された模様です。

この妻が不倫してしまった結果、大事な家庭を壊し、娘達とも離れて暮らさねばならなくなり、以前の勤務先は退職、しかも殆ど金銭はなく、1人で生活していかなければならなくなったそうで、かなり高額な不倫の代償についてしまったようです。

浮気調査