地味な性格

 飾りっ気が無く目立たない人物は世間には多く存在している。

調査対象が地味で対外的な接点を日常生活において持たない場合は「その人物の特性」が見抜けない。行動が地味であり読書を愛し外出も希。かといって世間で言う「引きこもり」や「鬱」などでは決してない。

第三者に会えば「快く挨拶を交わし」笑顔も見ることが出来る。

調査報告を行う際に「所見」でどう報告するか?頭を悩ます場面である。現場で調査対象の行動を見てきた調査員の印象も「地味」が開口一発に出る言葉である。御依頼者にとっては当たり前で「知っている」事に他ならなく「探偵泣かせ」な現状。

大きな問題行動や癖がある報告も「依頼人が仰天」して困るケースがあるが「地味」な場合は正反対に困難なケース。行動が地味な調査対象は緻密な調査が要求され時間と日数が必要になると言える。