先日、テレビ番組でスキャッドウォールというアジの大群の映像を見ました。スキャッドウォールという言葉を聞き慣れないし、あまり知っている人も少ないと思いますが、メキシコバハマなどで見られるようで、海全体にアジの群れが泳ぎまるで黒い壁のように見えます。大きな魚が襲ってくればオスは自分の命を投げ打ってメスを守ります。その映像は美しすぎるくらい美しく、芸術的でした。水族館ではみられないまさに自然の姿でとても感動しました。そしてバハマの海は本当に綺麗で色とりどりの魚や大きなジンベイザメやマンタなど多様な魚が暮らしている海です。その海がある時期になるとスキャッドウォールがあらわれ一変します。こんなに海や魚が好きなのに、実は私は泳ぎが苦手でダイビ ングの経験がありません。もし海に潜ってスキャッドウォールに遭遇したら。。。考えただけで興奮してしまいます。そして、スキャッドウォールを自分の魚の群れと間違えて寄ってきてしまう別の魚の姿もなんとも可愛らしかったです。スキャッドウォールは動きを揃えあちらこちらに動きまわり、海全体をもかきまわしてしまいそうなすごい迫力です。私の言葉だけでは、なかなかその迫力が伝わらないのが残念ですが、死ぬまでに本当に見てみたいひとつの光景だと思わせてくれました。また海洋生物の特集などの番組で取り上げてほしいです。海には不思議がいっぱいで陸では見ることの出来ない美しい光景がたくさんあります。謎も多いですが、それがまた神秘的で私を夢中にさせてくれます。