別れさせ工作と復縁工作のリスク

 探偵や興信所の危険な業務の中に「工作」がある。

別れさせ工作や復縁工作に代表される「人の感情」を手玉にとる行為。心の底から愛している人物を振り向かせるために「金額に関係なく」工作を依頼しヒートアップする依頼人達。

復縁工作や別れさせ工作に「多額の費用」を投じ、結果「思いがかなわない」場合を想像していただきたい。依頼人は「最悪の行動」おこす可能性が高くなる。

事件に発展する可能性がある業務と理解して推奨している探偵や興信所はモラルに欠けている。

依頼を考えている方には充分な注意と認識・多大なリスクを背負う覚悟が必要といえる。

 

復縁工作とモラル

 「金に目が眩み」復縁工作を行う探偵や興信所が存在している。

調査業界が取り扱う業務において最も「危険」を伴う業務といえる。工作を依頼する依頼人は金に糸目をつけない方が多く、自身の危険さが認識できていない。

最愛の人を手に入れる行為としておすすめできない手段といえる。

何故おすすめできないか?過去の事件の経緯から考えれば「人の感情をヒートアップ」させ、最悪の場合には「命に関わる」段階まで発展する可能性があるからだ。

モラルがある調査業者ならば「復縁工作」はお断りする。

復縁相手の素行

 興信所の素行調査に増加傾向にある「復縁相手の素行調査」。

離婚や別れた相手の素行調査を行い「よりを戻す」判断基準をつくる。賢明でクレバーな御依頼者が多く現代の調査業務でポピュラーになりつつある。

別れた「原因」が今考えれば些細な事ならば「時間が解決」してくれる復縁も多く存在するが、復縁相手の「癖」が別れの原因の場合は復縁調査の必要性は高いといえる。

人の癖は再発する傾向が強く「また、悪い癖が出た」などの言葉は世間で多く耳にする。

人は同じ過ちを繰り返しがちで、表面化しないところで「癖」が継続されていた場合は復縁にともなう「リスクが高い」といえる。