浮気に走る前提

既婚者であっても恋愛感情は存在し、日常の忙しさとは関係なく「出会い密かに思う」事は可能である。

既婚女性の場合は上記の傾向が若干強く感じる。仕事の有無に関係なく「素敵な異性にときめく心」をもって「いくつになっても女性として見てほしい」とおもっている。結婚し出産、子育てに一段落した40代50代でも大なり小なり「一人の女性」なのである。

倦怠期を迎えたご夫婦の殆どが「双方に無関心」となっている事実があり、「奥様を女性として扱うことない御主人に対する不満」をもって月日が流れてゆく。

このような流れは浮気に走る前提として一番オーソドックといえ、世の男性は注意しなければならない。もし、御主人との生活に不満が無い奥様ならば尚更であり「うちの奥さんに限って・・・」は通用しないのである。

女性は一度「強い恋愛感情が芽生えてしまうと後戻りしない」傾向がある。

家庭や子供がある奥様であっても例外ではない。

奥様が恋愛する新たな異性は御主人以上の存在とは考えていない。既に御主人は「奥様の恋愛対象では無くなっている」のだから。

不倫願望と愛欲

長年の夫婦生活により「新鮮な愛情は無くなり」倦怠感と相手へのオーダーだけが感情の中に高まり「円満な夫婦生活」とはほど遠い生活環境をお過ごしの方は多いことだろう。

既婚者が恋愛に走り「不倫」を実際に行う経緯には上記の流れが存在し「結婚相手から得られない新鮮な恋愛感情」が大きな要因の一つである。

夫婦間の無関心に始まり、夫婦の営みが無くなり「恋愛感情から得られるドキドキ感」や日常から得られない快感や満足感を求めている。

不倫願望はそういった「満たされない感情」から発生し、日常生活で出会う異性に「欲求を求めて」進展する。誰もが持つ感情だが行動力が無ければ「恋愛関係」になり「交際」とはならない。

ご自分の行動力以外に不倫関係になる状況は「異性による猛烈なアプローチ」によるところが考えられる。

さほど気にも留めていない日常生活で接点をもっている異性から「好きなイベントの誘い」や「好きな店舗での外食」を頻繁に誘いを受けることにより「自分では恋愛感情のつもりはない」状況が「共有する時間が増える」ことにより「少しずつ親しい関係」に発展し「異性を受け入れはじめる」状況が考えられる。

探偵の調査により浮気が発覚した当事者の話は口を揃えて「浮気するつもりはなかった」や「いつの間にかこんなことに・・・」もしくわ「さびしかった・・・」などである。

誰しももっと素敵な生活や恋愛があるのでは?と期待する気持ちは持っている。しかし、そんな感情の多くは、潜在的に持つ「退屈な日常からの現実逃避」とも言える行動に他ならない。

我慢できない感情

 浮気を実行する「大人の男女」には感情を抑える「感情の歯止め」がきかなくなる傾向がある。

事実、パートナーを裏切る行為と知りながら悪戯の階段を上り詰めて行く。浮気が発覚し自分に降りかかる「大人の責任」を考慮するとなかなか踏み込めない領域である。世間で耳にするアンケートなどでは既婚女性の過去から現在に至るまでの浮気経験者は4割と高い数字が出ているが信憑性はいかに?

もし、この数字が真実ならば「その場の感情や空気」に流される既婚女性が多く存在している事と思う。普段の日常生活から離れた「恋愛」を望んでおり、パートナー以外の異性に「ときめき」を感じている。

前述した「忍耐や我慢」とは違う感情が優先して結果「浮気を経験」している。

一晩限りの過ちと後悔される既婚女性もいれば「ほんの浮気心」が本気に発展する方もいる。女性は「現実的な生き物」との言葉をきくが、恋愛においては「現実を離れた状況」を好むとも言える。退屈な日常や倦怠期を迎えた男女関係にお気付きな方は注意深くパートナーの動向や変化に気を配る必要性がある。

女性の浮気防止

 女性の浮気には「理由」が存在するケースが多い。

根本的な理由は「パートナーをそれ程好きではない」などが最たる物。独身女性は恋愛を現在進行形で考える傾向が強いらしく、「現在の恋愛が最高で最後」とは考えていない。男性の思考とは大きく異なると言える。

既婚女性に関しても同様に理由があり浮気をする。

夫や家庭・経済状況に不満があり浮気をする。不満の理由が解消される見込が無ければ「離婚」も視野に入っている。実に現実的で目先の進行事に関心が高いといえる。

そんな女性の浮気防止方法があるのか?

物理的欲求を満足させる事(家事の不満や余暇の時間や物欲の充実)が可能ならばその場しのぎの防止対策になると考える。しかし、女性の本質を満足させる事は別問題である。

「男性の無欲の愛情」が通じる女性と通じない女性が存在しているため「パートナーの存在価値を理解させる」ことがこの上ない女性の浮気防止対策と考える。