事件の裏側

探偵という職業柄「世間を騒がせた事件」に調査で関わる機会がある。

犯人が居住していた場所や幼少期を過ごした地域などにも行く。

ニュースでは伝わらない「犯人の素顔」に近づく瞬間があり、犯行にいたる経緯が見え隠れする。

子供の頃はどのような性格で家族の生活環境や職業や貧富の状況なども話しに伺うことができる。事件が起こる経緯は様々であり「流されるように」事件に発展してしまう生活環境に身を置いてしまっている事が理解できる。

本質にふれる瞬間は探偵に与えられた特別な時間である。

マスコミ報道に関わる職業も同様な感覚をお持ちかと思うが「心が揺れる」感覚が訪れる場所場所で湧き起こる。押さえられない感情の起伏は「足で情報を稼ぐ探偵」ならではのものだろう。

取り返しの付かない「事件や疑惑」は人間社会にしか存在しない。

浮気の罪深さ

女優の喜多嶋舞さんと俳優の大沢樹生さんとの間にできたとされていた長男が実はDNA検査の結果、大沢さんの実子ではなかったという報道には驚かされてしまった。

確か2人はその長男の「出来ちゃった結婚」であったのだがいわゆる喜多嶋舞の二股交際という事であろう。夫婦関係の破綻によって両親が離婚するという状況は子供にとっても辛いが離婚後、父親と信じて生活をともにしていた男性が父親でなかったショックは子供にとってどんなに辛く悲しい事であろう。いや、離婚をしなくて育てられた父親が別人であってもどうなのだろう。やはりショックはとても大きいと思う。

二股交際や浮気について男女に差別はないがこうなると女性の浮気については罪深さが大きいのかもしれない。

世間にはDNA鑑定したら困る女性は意外にも多いのかもしれない。

恋人である彼女を信じたい気持ちはわかるがある意味、疑惑解明として浮気調査の必要性も理解してもらえると思う。

事実、いろいろな調査をしているが彼氏の不安が的中していることは多い。

 

疑惑解明

 興信所の行う調査で「多くの疑惑」は解明できる。

不倫疑惑や不正疑惑に代表される社会のなかで不透明な事柄。日常生活においても多くの疑惑は浮かんでは消えてゆく。利害関係に関わる疑惑は放置するリスクが高く、我々の業務においても多くの事案を解決してきている。

ビジネスでの疑惑解明が最も一般的な調査案件で「社員の不正疑惑」の解明が最もポピュラーな調査である。他にも「新規取引先の不透明」な部分の解明も業務として行う。うまい話に乗る前の事前調査なども昨今では一般的な案件になりつつある。

各種調査で解明出来る「疑惑」は多く、日常生活や仕事関係に至るまでリスク回避に関わる調査の重要性は高い。