探偵の仕事はいつどこに赴くか分からない。
明日、福岡に行って素行調査・午後から静岡に行き浮気調査といった具合である。日本全国や海外に至るまで足を運び「情報を得る仕事」である。現場に出る調査員達は「そのまま宿泊」できる準備と装備を最低限備えて調査現場に行かなければならない。
東京から新幹線で行ける地域には約2時間から半日の移動時間が要求される。羽田から飛行機を利用しても同等か少し時間短縮した移動時間が想定される。経験豊富な探偵は依頼人との段取りの段階で多くの準備を「頭の中で想定」出来る。
経験が浅い探偵は想定が「甘く」判断が悪い。日本全国の主要都市に行くために必要な「所要時間」が頭に入っていなければ「仕事にならない」のである。細かく言えば「御依頼者との相談」もいい加減になりかねない。言いだしたらきりがないが「現地での在来線の運転間隔」も経験値によって知る知らないの差が大きい。現場実施に関係する「移動手段の情報」を経験として身についている探偵はどの都市や地方に赴いても「もてる力を発揮」できる存在である。