調査の方向性が定まらない案件は無駄が多い。
御依頼人の不安定な心情や思惑が複雑に作用し「調査の方向性」に影響を及ぼす。一言でいって「あれもこれも」は調査の現場において不可能な注文に限りなく近い注文である。
探偵の提案や判断が良くない場合も希に存在するが「依頼人との調整」が出来なければ仕事にならない事は言うまでもない。全てを網羅する能力は全知全能の存在でなければ「不可能」と正直に依頼人に告げ、その上で「現実的な提案」が行えなければならないのである。
どのような業種でも「正直」に「誠実」に業務を遂行して損は無いのである。
言い方を変えるならば「損して得取る」考え方とも言えるのだろう。