どのような仕事でも「依頼主は過程よりも結果」が重要になり必要である。
探偵業務も同様であり「調査の過程はさほど重要ではなく調査結果」がどのような内容であるかが依頼主の関心である。どんなに難易度が高い調査を実施して数々の困難を乗り越え導き出した結果であっても「依頼人にとっては最終報告」にすぎない。
困難な調査方法でしか「依頼人の望む結果が得られない」案件であった場合は「時間と費用を要する調査」となる。
端的な情報収集による調査とは異なり「結果が出にくく成功率も不安定」といえるだろう。それでも結果が必要なほど「依頼人に必要性が高い案件」であるならば費用や時間も仕方ないと判断できる。
探偵が相談・契約時点でこのような「リスク想定」が経験上あったならば「依頼者に納得」していただくため「想定されるリスク説明」として丁寧に対応する義務がある。
もし、最悪の調査結果が現実に報告され「全くリスク説明がされていない場合」は良心的な探偵とは言えないだろう。誠実な対応で「依頼人の望む結果が出せるか?」が探偵に求められる姿勢と考える。