個人情報の取り扱いは「秘密厳守」が第一に考えられなければならない。
探偵や興信所の業務性質上「保管体制」が重要な事は今更ながら、探偵業法のガイドラインでも「保管管理体制」はチェックの対象となっている。個人経営の探偵しかり調査会社しかり「管理保管」ができていない探偵業者に依頼をする行為はリスクが高すぎると言える。
最近、ちまたでたびたび問題になる「個人情報の流失」や「個人情報データの紛失」。
大手企業や社会的知名度の高い企業で発生する事件であるが「膨大な情報量」を保有する企業内のミスや管理の甘さが原因で「紛失や流失」が起こっている。大手企業に関して言えば「下請け業者」にデータ化の業務を依頼しており、業務を請け負った「下請け会社」の過酷な労働条件や管理体制が問題視されている。
下請け業者を統括する立場の「社員」の能力が低い場合に、このような大きな問題が表面化する傾向が強く「丸投げ仕事」を請け負う下請けも「その場しのぎの人員確保」が精一杯で「何時ミスが発生」してもおかしくない状況で業務が行われている。
現代の「個人情報の管理」は大手企業といえども不安定な場合が存在すること認識しておくべきである。