探偵の基本はシンプルで理解しやすい。
探偵業務について日が浅い人物であっても「基本さえ心がけて業務を行って」いれば「探偵と呼ばれる資格がある」といえるだろう。
簡単な基本は日常業務の全てに相通じている。報告書に掲載する「画像選び一つ」をとっても「少しでも良い画像を」と考える探偵と「状況が理解できれば何でも良い」と考える探偵に別れるところだろう。
依頼人にとって「優秀な探偵」がどちらの探偵か?あらためて言葉にする必要はないだろう。
他にも探偵の優劣を判断する場面はある。
長期間に及ぶ調査案件において「退屈な日常の繰り返しを調査」する事があるが、殆どの探偵は「機械的な調査」を繰り返し実施するだけになる。同じ状況の中にも細かな変化を見つけ出す「調査人として必要なモチベーション」を維持継続し高める行為が出来る探偵は基本が出来ている。
このお話しは「探偵の基本」が何であるかを問うている。
探偵業務に従事している方ならば「即答できる基本」である。この問いに答えられない探偵が存在する事は無いと信じている。