既婚者の恋愛感情

 年齢や性別に関係なく「恋愛感情」は発生する。

幼い初恋から老人ホームの中での恋まで「年齢」は恋愛感情に全く関係ないと言える。人間がもっている「動物的な部分」が大きく作用していると個人的には考えている。外見と精神年齢は「個人差が大きい」と常々の調査案件で思い知らされる。

既婚者が恋愛感情を抱く経緯は様々である。最もスタンダードなシュチュエーションを例で上げるならば「身近な異性」の存在に恋愛感情を抱く場合が殆どといっても良い。仕事を持つ男女ならば「職場」で恋愛感情を抱く場合が殆どである。もし、職場が男性だけ、女性だけの場合はその他のケースに該当する。

最近は「その他のケース」がSNSの進歩により「ラインやフェイスブック」を利用し「過去の恋愛相手」との再会を果たし浮気に発展するケースが最も多いと言えるだろう。一昔前のように合コンや知人の紹介で出会いを持つケースは減った感があると言える。

本人にとっては「恋愛が目的ではない」SNS登録であっても異性の本心は理解できないところだろう。再会を果たした相手に「恋愛感情」があったならば、退屈な日常や結婚生活に変化をもたらし「昔もっていた恋心」を再び思い出させるアプローチが簡単に行える現状ともいえる。もし、あなたのパートナーが常日頃「スマホや携帯電話」でSNSを利用し自分の時間を費やしているならば要注意である。誰の目に触れることもなく既婚者の恋愛が成立してしまうのである。

 

宣伝効果

 探偵は依頼が無くては困ってしまう。

依頼人の目を引く「宣伝」を打つか?人つてや紹介で依頼を得るか?選択肢は大きく別れるところ。殆どの探偵は宣伝を行い「己の存在を世間に」アピールする手法を選択している。

個人の一匹狼的な探偵事務所から調査員を複数かかえて多くの案件をこなす探偵社まで「宣伝」は生命線とも言えるだろう。宣伝が下手な探偵は己のアピールが上手に出来ないので「暇」と日夜格闘している。

探偵ドラマにたびたび登場するシーンに「事務所内で居眠り」が想像しやすいシュチュエーションと思う。最近放送中の探偵ドラマにも酷似したシーンを「オダギリジョー」が好演していたと記憶している。スクリーンの探偵達は宣伝する苦労が無くうらやましく格好良い。

主要都市

 探偵の仕事はいつどこに赴くか分からない。

明日、福岡に行って素行調査・午後から静岡に行き浮気調査といった具合である。日本全国や海外に至るまで足を運び「情報を得る仕事」である。現場に出る調査員達は「そのまま宿泊」できる準備と装備を最低限備えて調査現場に行かなければならない。

東京から新幹線で行ける地域には約2時間から半日の移動時間が要求される。羽田から飛行機を利用しても同等か少し時間短縮した移動時間が想定される。経験豊富な探偵は依頼人との段取りの段階で多くの準備を「頭の中で想定」出来る。

経験が浅い探偵は想定が「甘く」判断が悪い。日本全国の主要都市に行くために必要な「所要時間」が頭に入っていなければ「仕事にならない」のである。細かく言えば「御依頼者との相談」もいい加減になりかねない。言いだしたらきりがないが「現地での在来線の運転間隔」も経験値によって知る知らないの差が大きい。現場実施に関係する「移動手段の情報」を経験として身についている探偵はどの都市や地方に赴いても「もてる力を発揮」できる存在である。

考え方の違い

 人それぞれのモノの考え方が存在する。

仕事に関して言えば「確実に効率よい」を念頭に置いて皆が判断を下す。多くの判断は似たり寄ったりになり「異端」は認められ難い社会である。会社組織の中で「協調性」がうまくとれない人物は「思考回路」が多数とは異なっている。悪意表現をするならば「自己主張が強い」や「まず、皆と一緒の方法をやってみる」行為が出来ないなどの「評価」を受ける。

個性とは違う側面から協調性を考えた場合に「脳」が違うケースがある。

世間的には現時点で「発達障害」などの表現でそうした人物を表現している。過去の偉人の多くは「発達障害」であったとの考え方もある。

個人的には「人の進化」の過程であると考える様にしている。人個々の能力が向上する過程で「協調性」は必要であるか?個人の能力が優れた未来が近い将来きたならば「協調性」は集団行動の中でしか機能しないと言える。コミュニケーション能力の問題も出てきていささか複雑な午後の日記の時間になった事を後悔している。

探偵の原点

 探偵は秘密裏に情報を収集し依頼人に有意義な報告を行う職業である。

昭和の時代は上記の定義が「探偵」に当てはまっていたと考える。現代も同様の定義がふさわしいかは疑問である。個人情報の取り扱いに制約が多く依頼する立場の人物に「調査の必要な理由」を伺い違法性が無いか判断し「同意を得て」調査活動を行わなければならない。当然の事ながら「実施される調査」も違法性があってはならない。

何が言いたいか?「現代は秘密裏に情報を得られない」現状である。

個人情報の取得に制限があり「正当な事由」無くして正確な情報入手は出来ないと言える。そんな法規制の現状にあり探偵が職業として将来存続するか?疑問に思う今日この頃、廃業を余儀なくされる大手探偵社や新規参入業者はこの先増加傾向が予想される。存続してゆく探偵達は「本業」を持った片手間探偵になり「仕事のクオリティー」を危ぐする声を多く聞く。

このような時代だからこそ「探偵一本」でやって行ける業者の信頼価値は高いと個人的には考えている。