興信所のドラマ・映画・小説

探偵もののドラマ・映画・小説というのは、有名なものも含めて今までいろいろ作られてきたかと思いますが、ふと、探偵ではなく「興信所」を舞台・テーマにしたもの、「興信所」として有名な映画やドラマなどはあるのかな?と思って、とりあえずネットでちょっと検索してみました。

「興信所 映画」では特にめぼしいものはありませんでした。

「興信所 小説」では、一応、主人公が個人で興信所を経営している「Fake」(2004年発刊)という小説がありました。ウィキぺディアによれば、策略にはまったため興信所を廃業して(おそらく序盤の段階で)週刊誌のフリーライターになってしまうようです。

「興信所 ドラマ」では、韓国ドラマの「いいかげんな興信所」(2007年放送)がありますが、ストーリーの序盤、主人公らがたまたま元興信所の空き部屋にいたところに勘違いの依頼が入って、最後は宝探しになるというあらすじのようです。不思議なネーミングですが確かに「いいかげんな興信所」ですね。

現在では「探偵」と「興信所」を区別する意味はほとんどありませんが、こうして見ると、探偵にくらべて興信所はマイナーなイメージでエンタメには使いづらいのかなという気がします。

復縁工作とモラル

 「金に目が眩み」復縁工作を行う探偵や興信所が存在している。

調査業界が取り扱う業務において最も「危険」を伴う業務といえる。工作を依頼する依頼人は金に糸目をつけない方が多く、自身の危険さが認識できていない。

最愛の人を手に入れる行為としておすすめできない手段といえる。

何故おすすめできないか?過去の事件の経緯から考えれば「人の感情をヒートアップ」させ、最悪の場合には「命に関わる」段階まで発展する可能性があるからだ。

モラルがある調査業者ならば「復縁工作」はお断りする。

復縁相手の素行

 興信所の素行調査に増加傾向にある「復縁相手の素行調査」。

離婚や別れた相手の素行調査を行い「よりを戻す」判断基準をつくる。賢明でクレバーな御依頼者が多く現代の調査業務でポピュラーになりつつある。

別れた「原因」が今考えれば些細な事ならば「時間が解決」してくれる復縁も多く存在するが、復縁相手の「癖」が別れの原因の場合は復縁調査の必要性は高いといえる。

人の癖は再発する傾向が強く「また、悪い癖が出た」などの言葉は世間で多く耳にする。

人は同じ過ちを繰り返しがちで、表面化しないところで「癖」が継続されていた場合は復縁にともなう「リスクが高い」といえる。

離婚問題も証拠確保で有利に

興信所や探偵と聞くと、怪しいイメージを持たれている方も多いかと思います。その多くは、表舞台というより裏方でのお仕事がメインとなる為、メディア等への露出もほとんどありません。

どのような依頼が多いのかというご質問もよく頂きますが、行っている業務は様々で「調査」の他には、「捜索」、知り合いを装った知人役の「小芝居」など、基本的にはどのような依頼でも対応が可能となっています。

今年、最も多かった案件は、やはり離婚問題の証拠ともなる「浮気調査」でした。白黒つけると言う意味でも、証拠はとても重要となり、仮に裁判沙汰となってしまっても非常に有利となります。近年、離婚する夫婦が増えてきている事から、需要が増しているのです。

調査方法ですが、指定の人物の交友関係、動向を把握し、決め手となる「証拠」を押さえます。

調査費などについては、よく高額と言われる業界でありますが、例えば一つの「証拠」を掴む為には大変な労力、根気、ノウハウが必要となります。個人で行って、度の過ぎた調査方法となってしまい逆に訴えられてしまう方も中にはおられました。

金額面については、もちろん納得して頂けるまで調整も行われますが、問題を長引かせず、速やかに解決する事によって、依頼者様の問題に対する総合支出などが抑えられる部分も出てくるものだと考えています。

より早く問題を解決する事でご依頼者様本人の負担が軽減することも重要ではないでしょうか。これらを最優先に考え、日々の調査にあたっています。

興信所は敷居の高いところではありません

興信所や探偵事務所と聞くと映画やドラマの中でしか見たことないという方が多いかと思います。

しかし、昔と違って今は大変気軽に利用する人が増えてきているのが事実です。昔は結婚相手の身元調査や、蒸発した人の行方調査などが多かったですが、今は依頼内容が変化してきています。

最近ではストーカー関連の依頼もあります。だれかにつけられているようなので調べて欲しい、つきまとわれているので何とかしてほしいといった内容ですね。警察は深刻な状況にならないと動いてくれませんが、興信所や探偵事務所は依頼されれば出来るだけの調査をします。

ボディガードがわりにずっと一緒に行動してくれ、と言われればそういった依頼も受け付けています。また、盗聴器を発見してほしいと言われれば、専用の機器で発見して、撤去することもできます。費用も想像するほど高額ではありません。

探偵は人を探すことがほとんどですが、時にはペットを探して欲しいという案件もあります。興信所や探偵事務所は決して敷居が高いところではありません。もっと日常的に活用していただければと思います。