おおかみこどもの雨と雪

「今日か私が大好きな映画についてお話させて頂きます。子供が生まれてからなかなか映画館へ行くこともなく、レンタルで借りて来た映画を子供が寝たあとに週末など主人とたまに見るのですが、先日見た「おおかみこどもの雨と雪」は本当に心温まる素敵な映画でした。細田守監督の長編オリジナル作品の第二作として世間からも注目され話題になっていたので、既に見た方も多いと思いますが、映像が本当に綺麗だし、キャラクターのひとつひとつの行動に愛を感じることのできる映画です。東京の国立大学に通う女子大生の花が教室で知り合ったとある男と恋に落ちるところからストーリーは始まります。しかしその男はオオカミ男でした。男はそのことを花に告白し、花はそれを 受け入れ二人の子供を生みます。しかし、出産直後に男は亡くなってしまうのです。人間の花が人間とオオカミふたつの顔を持つ子供の雨と雪をたったひとりで懸命に育てていく姿が美しく感動的に描かれているアニメーション映画です。人間として生きたい雨とオオカミとして生きたい雪の葛藤する姿もとても心打たれて涙してしまいます。そして、自分も子供の親なので、子供を必死に守っていこうとする花の姿にも非常に共感でき、感動しました。尚、花の声優を女優の宮崎あおいさんがつとめており、ほんわかした雰囲気の花と宮崎さんの優しい声がとても合っていて素敵でした。細田守監督の作品をこれからもたくさん見たいと思いました。」

いらいらなるままに

 今日、電車の中でつまらない言い合いをしている人を見かけました。

朝からとても不愉快になります。何がきっかけで言い合いになったのかは定かではありませんが、強い口調と言い争うその場が本当にたまらなく嫌になりました。混み合う電車で、自分の気に入らないことや、体や鞄が当たるなど様々なトラブルはあると思います。でも、故意的なものばかりではないはずです。よく、おれ様を見かけますが、公共の場だということを認識しているのでしょうか? マナーは大切です。朝から、自分のイライラを他人にぶつける行為はいかがなものでしょうか?イライラしている人の顔は、醜いですよ。口調が荒い人や強い言い方しかできない人。気をつけたいですね。

興信所をしていますと、イライラしたら仕事にすぐに影響がでます。落ち着きを持って、気持ちにゆとりを持たないと長時間は保ちません。素行調査や、尾行調査は時間が読めません。イライラしないようになりました。なので、周りのイライラ族さんが、とても目に入ります。

 

 

大気汚染

日本でも決して人ごとではなくなってきた大気汚染問題。PM2•5などという汚染物質が黄砂の飛来とともに日本でも確認され越境汚染として問題となっていますよね。日本はまだ良いほうかもしれませんが、他の国では年間130万人もの人が大気汚染によって死亡しているというデータがあるそうです。尚、この数字は屋外の大気汚染によるものの死亡人数で、室内汚染を含めればなんと年間200万人もの人が死亡しているとのことです。先進国においては、室内汚染のリスクは低いですが、発展途上国では、薪の利用が多いことなどから屋外汚染よりも室内汚染の方が遥かにリスクが高いとされているそうです。大気汚染に限らず、水質汚染も中国の奥地などでは非常に深刻ですよね。

産業革命が進むにつれて、どんどん便利な社会になる一方でそれ以上に汚染されてきた私たちが暮らす地球。自然伐採も進み、空気の澄んだ場所がどんどん減ってきてしまっているのが現状ですよね。そして、大気汚染物質によってぜんそくなどの呼吸器の病気になったり、窒素酸化物や硫黄酸化物などの大気汚染物質が雨水に溶け込むと、硫酸や硝酸を生じるため酸性が強まり酸性雨になったりします。酸性雨は動植物に影響を与えたり、土壌を浸食したりするなどの被害を与えます。便利な時代は暮らしやすく、豊かな生活を送ることができますが、それに伴い、犠牲になるものがあるということを忘れてはならないですよね。美しい地球を取り戻すためにもひとりひとりの意識が大切だとあらためて感じました。

生命の神秘  スキャッドウォール

 先日、テレビ番組でスキャッドウォールというアジの大群の映像を見ました。スキャッドウォールという言葉を聞き慣れないし、あまり知っている人も少ないと思いますが、メキシコバハマなどで見られるようで、海全体にアジの群れが泳ぎまるで黒い壁のように見えます。大きな魚が襲ってくればオスは自分の命を投げ打ってメスを守ります。その映像は美しすぎるくらい美しく、芸術的でした。水族館ではみられないまさに自然の姿でとても感動しました。そしてバハマの海は本当に綺麗で色とりどりの魚や大きなジンベイザメやマンタなど多様な魚が暮らしている海です。その海がある時期になるとスキャッドウォールがあらわれ一変します。こんなに海や魚が好きなのに、実は私は泳ぎが苦手でダイビ ングの経験がありません。もし海に潜ってスキャッドウォールに遭遇したら。。。考えただけで興奮してしまいます。そして、スキャッドウォールを自分の魚の群れと間違えて寄ってきてしまう別の魚の姿もなんとも可愛らしかったです。スキャッドウォールは動きを揃えあちらこちらに動きまわり、海全体をもかきまわしてしまいそうなすごい迫力です。私の言葉だけでは、なかなかその迫力が伝わらないのが残念ですが、死ぬまでに本当に見てみたいひとつの光景だと思わせてくれました。また海洋生物の特集などの番組で取り上げてほしいです。海には不思議がいっぱいで陸では見ることの出来ない美しい光景がたくさんあります。謎も多いですが、それがまた神秘的で私を夢中にさせてくれます。

小さな子を持つ親の心配

赤ちゃん股関節脱臼の診断が遅れ、治りにくくなるという実態が増加しているそうです。

「先天性股関節脱臼」と言われ、生まれつき関節がはずれやすく、出生時には異常は見られなくても、その後に脱臼するケースが大半だそうです。先天性股関節脱臼は女の子に多いと言われています。診断が遅れ、治りにくくなった患者が増えてきたため日本小児整形外科学会は実態調査に乗り出しました。早期診断を徹底するため、専門家が作成した統一のチェックリストを3か月健診で導入するよう呼びかけているそうです。

確かに、私も二人の子供の親ですが、検診の際に医師の方もしくは看護士さんが赤ちゃんのオムツをはずし、足を伸ばしたり曲げたりするのを繰り返していました。しかしこれは、日常的な生活の中で、脚を締め付けずにおむつをしたり、脚をM字に開いて正面から抱いたりするなどすることにより回避できるそうです。

啓発の効果や少子化で、患者数は数十年前の10分の1(1000人中1~3人)まで激減したようです。しかし、患者の激減と知識のある医師や看護士が減ったため、0歳児検診で見つからず歩き始めてようやく診断されるケースも増えてきたと言われています。

この実態に関して、小さな子供を持つ親として心配になりました。股関節脱臼の件だけではなく、他の異常や病気も発見が遅くなり、治りにくくなったりしてしまうというニュースもいくつか見たことがあります。私たち親も病気や異常の知識があるわけではないので、医師や看護士さんにその点に関しては全てを委ねるしかありません。そのため定期的な検診は必ず受け、なおかつ信頼できる医師に出会うことが本当に大切なことなのだとあらためて思いました。