調査日程も終盤をむかえ、残すところ来訪先リストも2箇所になっていた。
有力な情報を得られないまま「このまま調査終了かと半ばあきらめムード」がメンタルに影をおとしていた。
いよいよ最後の訪問先。郊外の一戸建てで日当たりがよく庭を手入れしている初老の男性が見えた。挨拶を交わし来訪理由を告げると、全てを悟った口調で縁側に通され、温かい日本茶をごちそうしてくれた。
良く晴れた平日の午後だった。
興信所アーガスリサーチの探偵が調査その他について語る
調査日程も終盤をむかえ、残すところ来訪先リストも2箇所になっていた。
有力な情報を得られないまま「このまま調査終了かと半ばあきらめムード」がメンタルに影をおとしていた。
いよいよ最後の訪問先。郊外の一戸建てで日当たりがよく庭を手入れしている初老の男性が見えた。挨拶を交わし来訪理由を告げると、全てを悟った口調で縁側に通され、温かい日本茶をごちそうしてくれた。
良く晴れた平日の午後だった。
私自身「探偵として力がついた」と実感したきっかけの話をしたい。丁度10年程前に困難な所在調査の案件に着手していた。探している人物は「過去に探偵をしていた」人物で在籍していた興信所も閉鎖している状況だった。
手がかりは在籍していた興信所の関係者を精査する事なのだが、閉鎖してかなりの年数が経った現地の聞き込みから得られる情報は乏しく嫌なムードが漂い始めていた。
残された情報源は閉鎖謄本をさかのぼり役員欄をありったけ取得し、関係者を片っ端からあたる、まさに靴底をすりへらした調査だった。
機材に負担がかかる季節は夏場です。電子機器に湿度と高温は大敵で時として不具合をおこします。
事務所の機材も私物も同じようにメンテナンスしてはいるのですが、使用頻度が高い機材の消耗からくる不具合は避けようがありません。
私物ほど使用頻度が高く精度が高い機材を購入するため・・・・・故障のショックは精神的にダメージが大きく仕事へのテンションも下がって具合が悪い。
最近のデジタル機器はアナログ時代に比べ消耗品の耐久性が落ちた感がある。
製品をある程度のサイクルで新調させたいメーカーの意図も理解出来る。
しかし、使い捨てよりなスタンスの製品は名機と呼ばれるシンボル的製品を生み出す事からかけ離れているし、企業を長い目でみた時の消費者が持つイメージも決して良くない。
まさに大きなループの悪循環。
一消費者の意見としては「値段がそれなりでも付加価値があれば大満足であり、購買意欲を強くそそられます。」どうか、そんな日本の企業がこの先増える事を期待したい。