興信所の浮気調査料金(時間料金制)

浮気調査の料金は、興信所や探偵事務所によって異なっています。

料金はいくらという決まりはないので当然と言えますし、業界内で一律の料金を設定することもできません。

また、採用している料金制も各事務所ごとに違いが見られます。料金制を大きく分けると、時間単位で料金が加算される「時間料金制」と、成功の基準設定を元に報酬が発生する「成功報酬制」が見られます。

今回は当興信所も採用している「時間料金制」について書いてみます。
「時間料金制」の仕組みはシンプルと言えます。たいていの場合、1時間〇〇〇〇円などと料金が設定され、調査をおこなった時間分の料金が調査料金となります。

但し、多くの場合、3時間からの契約となっているので、1回調査を依頼すると最低でも3時間の料金が発生します。調査の時間延長に関しては、通常は30分や1時間単位の延長を受け付けており、30分延長いくら、1時間延長いくら、と料金が設定されています。

調査の延長や終了については基本的に依頼者が状況を判断して決定することができます。

場合によっては、6時間や8時間、12時間などの時間単位で契約すると、多少の割引が発生する「定額料金制」を採用している事務所もあります。但し、仮に3時間などの短時間で調査を打ち切ったとしても、定額料金全額の支払いとなるケースがおそらく多いでしょう。

気をつけていただきたいのは、6時間や8時間など長い時間単位でしか調査契約ができず、その6時間や8時間で金額が20~30万円以上などの高額になる場合です。これは、どんなに短時間で調査が終わったとしても、「1回の調査で最低でも20~30万円以上の費用がかかる」ということです。

また、延長が30分や1時間ではなく、「6時間や8時間単位でしかできない」場合は絶対に契約はしない方がよろしいです。仮に6時間定額30万円の調査を延長すると、追加でまた6時間定額30万円の延長となり、依頼者が7時間目で調査を打ち切りたくても、調査料金は2倍(60万円)になります。

依頼される方はたいていの場合、探偵調査について詳しくないためにどのように調査が展開されるかがわからず、実際にやってみると「1回の調査で60万」など高額な請求をされ、トラブルになってしまう、もしくは泣き寝入りしてしまう、となるわけです。

もし3時間契約・1時間ごとの延長契約であったとすれば、何の問題もなく防げるトラブルです。当興信所も同様の料金制を採用しています。

その興信所や探偵事務所がどんなに凄そうに思えても、1日7~8時間の調査で50万も60万も払う価値はありません。料金については探偵事務所の担当者任せにせず、ご自身でしっかりと把握していただくことが料金トラブルを防ぐ上で非常に重要です。

相続と興信所

 相続を念頭に置いた調査依頼を受件する機会がある。

ある程度の資産を有する一族や、一代で財をなした家族からの依頼が殆どである。裕福な家庭にも抱えている問題がある事に気づかされる。遺産相続に関わる調査や認知された戸籍外の子供の有無とその生活環境などが主な調査内容である。

諸問題が表面化しないための調査といえる。

時に身内同士の探り合いともとれる依頼もある。相続を有利に運ぶため「スキャンダラス」な事柄を欲して調査に着手する。対象人物の素行調査を行い日常を把握し世間的に問題な行動を表面化させる調査である。このような調査は個人の探偵が受件できるレベルを超えた調査内容になる。本当の意味での「調査力」と経験値がなければ調査に着手できない。

興信所の総合力があって実現する調査案件と言える。

 

探偵や調査員の本音

探偵たちは、調査現場に立ち、日々「人の真の姿」を垣間見る独特の職業に従事しています。この仕事は、時には目を覆いたくなるような「裏切り行為」や、人間の「道徳心のかけら」もないような浮気の現場などにも遭遇することがあります。探偵たちは、これらの現実を直視し、心に思いを抱きつつも、因果な商売として調査現場に立ち続けています。

「裏側」に立ち、時には世間を騒がすような大事件の裏舞台も同時進行で調査してきた経験もある探偵たち。しかし、彼らは口にしないまでも、本音では心にその厳しさや複雑さを感じていることでしょう。調査に携わる者として、守秘義務が第一であり、調査に関わる情報は一切口外されない。この堅い信念と慎重なアプローチが、真実を追い求める探偵たちの特徴でもあります。

リアルな探偵たちは、一般のイメージとは異なり、心底「地味」であることが多いと言えるでしょう。彼らは、仕事に対する情熱とプロ意識を持ちながらも、決して華やかな世界に身を置いているわけではありません。探偵業に従事する者たちは、単なる仕事ではなく、生きるための使命として捉えていることもあります。

探偵になるには、私生活と仕事の区別が無くなることも少なくありません。この職業には、世の中や人の裏側に興味を持ち、謎や真実に迫りたいという情熱が必要です。探偵たちは、自らが仕事に没頭するあまり、私生活との区別が希薄になることもあり、その中で自身の人間性や信念を見つめ直すこともあるでしょう。

探偵になる資質を持つ者は、世の中の表裏を知り尽くすことに興味を抱く人物であるかもしれません。探偵たちは、自らが向いていないと感じながらも、長年にわたりこの職業を続けている姿勢を持っています。そんな中で、天職として探偵になる人物と出会うことができれば、それはまさに運命の出会いと言えるでしょう。

リスク回避と調査

興信所が提供する企業調査や信用調査においては、「リスク回避調査」がその中でも特に重要な位置を占めています。これは、取引相手の不透明な部分を明確にし、賢明なビジネス判断を行うための調査手法であり、優良企業が求めるニーズの一環となっています。実際に、多くの大手企業や資産管理業者からの長年にわたる御依頼を受け、信頼性の高い実績を築いています。

企業が多額の動産流通や売買契約を行う際、相手企業の信頼性や安全性を確認することはビジネスにおいて不可欠です。これらの調査は、あたかも「必要経費」として認識され、広い視野を持った有能な経営者たちにとっては、リスクを最小限に抑えるための順当な仕事の一環となっています。確実な情報をもとにした調査は、将来の取引において予測しにくいリスクから企業を保護し、信頼性の高い取引先を選定するために不可欠な手段と言えるでしょう。

特に、経営者や企業幹部は目先の利益だけでなく、将来にわたる安定的なビジネス展開や資産の保全を重視します。そのため、信頼性の高い興信所による実績のある調査は、経費削減の一環としてではなく、むしろ「必要経費」として積極的に活用されています。これは、事業戦略やリスクマネジメントの一環として、企業にとって重要な価値を提供しています。

従って、興信所が企業調査や信用調査を通じて提供するサービスは、経営者やビジネスプロフェッショナルにとって不可欠なツールとなり、信頼性と実績のある調査は企業の長期的な成功に向けた重要なサポートを提供しています。

興信所の調査3

 今回は行方不明者の捜索や所在を明らかにする「所在調査」についてのお話し。

所在調査には分類分けはない。行方不明者や失踪人・家出人を捜索したり、音信不通になった友人・知人の現住所を調べる。離婚率が増加傾向にある現代において「以前の結婚相手」の調査等も所在調査の分野に入る。離れて暮らす我が子の所在を知りたい気持ちから依頼がある。

思い出深い人物との再会を果たしたい依頼も承る機会も多い。過去にお世話になった方の所在を知っていたいと考える依頼人が多く存在している。初恋の人と再会したい等の調査も所在調査の分野でポピュラーと言える。

現在の住まいが不明な人物の調査は「所在調査」であきらかになると言える。