勘弁ならない

 「仏の顔も三度まで」ということわざがある。

現代社会は「病んだ人間」の巣窟であり上記のことわざが全く理解できない大人が多く存在している。探偵という職業柄「調査対象者」がクセモノであるケースが多く「呆れる行動」を平然ととられるため、内心「勘弁ならない」と怒りがこみ上げることも少なくない。

おそらく「この怒りが積み重なる」事がストレス爆発までの秒読み状態なのだろう。

やり場の無い怒りは「蓄積」しかされない。

私は東京で仕事をしている方には「ストレス発散」が日常的に必要であると考えている。人間社会のちっぽけさを理解するため「大自然を体感」したり、心底温まる「温泉につかる」など。趣味に没頭し「時間を忘れる」事も良い、とにかく「忘れる時間」が必要と常々考えている。

調査を依頼する「クライアント」にも同様の考えで接する事が多い。

トラブルを抱え思い悩み睡眠もとれない状況下では「正確な判断」が下せない。体を動かし汗を流し「睡眠を摂る」ことに始まり、なるべく「食事」をしていただきたい。そうした小さな一歩から「問題解決」のための体力や精神力は生まれると考える。