銃で撃たれて救助された犬

こんなニュースを見つけました。

アメリカアリゾナ州の山の中で、銃で撃たれて放置されていた大型犬をトレッキング中の女性が見つけ、両腕で抱えて運んで救助する出来事があったそうです。

地元の動物愛護団体によると、救助されたのは2歳のオスのピットブルテリア犬で、体重は約21キロ。同州フェニックスでトレッキング中のアンディ・デイビスさんが、山道を800メートルほど上った地点で発見したとのことです。

犬には銃で撃たれた傷があり、デイビスさんは最初は躊躇したものの、水筒を差し出すと頭を上げたため、水を飲ませて犬を両腕で抱え上げ、歩き始めたといいます。デイビスさんは犬の重さと腕の痛みに耐えながら1時間かけて下山し、ふもとまで迎えに来ていた夫と娘と合流しました。

地元の保護施設に運び込んで、幸いなことに犬は無事回復して「イライジャ」と名付けられ、デイビスさん一家に引き取られたそうです。まるで最初から飼われていたように一家になついているといいます。

動物も人間と同じ命ある生き物。特に犬は目に見える感情も豊かで、時に本当に笑っているかのような表情をしたりもします。デイビスさんの優しさにより救われたイライジャは本当に良かったと心から思いました。

私の実家にも犬が2匹おりますが、本当に会話が出来そうなくらい表情豊かですし、可愛くてなりません。現在も残念ながら捨て猫や捨て犬がいます。悲しい現実です。イライジャがこれからもデイビスさん家族のもとで元気に暮らしてほしいと心から思ったニュースでした。