御依頼人が何を欲しているか?
探偵が依頼人から信用を得る上で外せないポイントである。的外れな考えを提案して結果が得られない程、探偵としての評価に関わることはない。どのような方法が一番効率的で現実的に可能性が高いか?自問自答をくりかえし「最良の提案」を依頼人と調整しなければならない。
依頼人の納得がなければトラブルに発展しかねない。当たり前の探偵業務に思えるが理想的な提案が「現場にマッチするか?」は運の要素が多分にあるため100%の自信をもって依頼人に向き合える探偵など存在しない。現実は厳しいのである。
高確率で誰もが石橋を渡るような堅実な可能性にかけるか?
誰もが避けて通る吊り橋を感を頼りに突き進むか?
いずれの判断も依頼人の同意の基に行われる。