必要な証拠

 トラブル解決に役立つ各種「証拠」。探偵が行う調査で得られる証拠は「御依頼者の利益や権利」を守るため役立つといえる。

ご自分が抱えている問題解決に必要な証拠は「どのようなかたち」なのか探偵や法律家などに相談しアドバイスを得られれば心強いと思う。大抵の場合「最悪のケース」を想定して「この証拠」があれば大丈夫との考えの基に調査は行われる。御依頼者自身がメールなどの証拠をお持ちでも「一度相談し確認」し証拠能力の高いモノか低いモノかの判断をしてから「更なる行動」を起こすことが望ましいと言える。

自己の判断により「お持ちの証拠」を利用し証拠能力が低いと判断された場合には「主張や権利」が損なわれる恐れがあるため充分注意し利用する事が必要である。トラブルの相手にも「責任や義務」を逃るための「主張」があることは忘れずに堅実な対応がのぞましい。

想定できる

経験豊富な探偵は、過去のケースから得た知識と洞察を駆使し、御依頼者の相談に的確かつ具体的なアドバイスを提供することが期待されます。良心的な探偵は、御依頼者がどのような結末を望んでいるかを理解し、それに基づいて適切な調査方針を提案します。これには必要な調査方法の日数や概算の調査費用も含まれます。

一方で、営利目的の探偵にはいくつかの特徴が見られます。まず、彼らは調査の要点を理解していない傾向があり、無駄な調査を提案することがあります。彼らは一日でも多くの調査を行いたいという欲望からくるもので、調査のタイミングを無視してしまうことがあります。このような探偵の提案は、御依頼者にとっては時間と費用の無駄につながりかねません。

さらに、営利目的の探偵は御依頼者が想定する調査方法を無視し、独自の調査方法を押し付けることがあります。これによって予算を大幅に超える調査方針を提案したり、依頼者が希望する調査期限を理解せずに無理な提案を行ったりすることがあります。これらの行為は、営利目的が優先され、依頼者にとっては大きなリスクとなる可能性が高いです。

御依頼者が探偵との面談や相談を行う際には、これらのポイントに留意する必要があります。要点を理解していない、無駄な調査を提案するような探偵は信頼性が低く、契約に際しては慎重な検討が必要です。営利目的が前面に出てしまうような探偵との契約は避け、相談と依頼において御依頼者が安心できる選択をすることが重要です。

浮気調査の要

 浮気調査を実施する場合に一番大切な「着手のタイミング」。

可能性の要素ではあるが「浮気の進行度合い」と調査に着手するタイミングには密接な関係が存在している。勿論、御依頼者に有意義な調査報告を届ける事を最優先に考えての場合である。

浮気の進行具合は「つきあい始め」のパートナーの変化に気づける事が重要である。浮き足だった行動や仕草、服装や金銭の浪費に着目していれば容易に変化を感じ取れることと思う。この時期の「変化」に気づけない場合は「着手のベストタイミング」を逃す可能性が大きくなる。マンネリは浮気にも存在しており、交際頻度が落ちる事は仕事を持つ社会人であれば起こりうる。

男女間の交際は「テンションの高低」で行動を共にする頻度が大きく違い「浮気の動かぬ証拠」を確実に確保したいとお考えの方には「浮気調査を実施するタイミング」を吟味し「結果を出す確率を上げる」努力が必要となる。

処理能力

調査を行う探偵に必要な資質に欠かせない「処理能力」。

現場で得られる情報から必要な情報や有意義な事柄を記憶しとどめ「円滑な調査」の骨組みを構成してゆく。依頼人が求める事柄を理解していれば問題なく「報告が内容の濃い」ものになるはずである。

しかし、調査が行き詰まった時には「方向性の見直し」が求められ、調査のアプローチを変えて結果を求める事も必要になる。例えるならば「最短距離で目的地」を目指していたが工事中通行止め箇所があり「回り道」を余儀なくされる。どの調査項目でも必要になるケースであり「探偵の経験値」が問われる場面でもある。

おのずと「御依頼者にも調査難航」の中間報告とアプローチの変更を告知しなければならない。

右から左の「データ単票」調査と違い探偵自身の総合力が必要になる。代表的な浮気調査にもそんな場面は訪れる。対象者の職業が不明で自宅から調査を実施した場合に「何時から調査を実施するか?」なども「経験がものを言う」場面と言える。前日の調査で夕方に合流し飲食をした後、自宅をつきとめた経緯から「仕事の終わり時間を推測」できる事や「髪型・服装や持ち物」も職業柄のヒントと成り得る。この場合は一般的な出勤時間を想定して「調査を開始」する事が判断として正しい。

もし、この判断に対象者の動きが引っかからない場合は後日改めて「時間帯を変更」が必要になる。これがアプローチを変える行為にあたる。特別な情報がない限り「調査手法の変更」は行われない。御依頼者の要望があり翌日も「同じ時間帯で調査を実施」する場合が希にあるぐらいかと思う。

調査現場で問われる「処理能力」は調査期間や調査費用にも関わりスムーズな調査報告に必要不可欠。経験豊富で誠実な探偵ならば「経験値や判断」に間違いが少なく信用できる存在である。

依頼人からの信頼

 探偵と依頼人のあいだには「信頼関係」が重要である。

少なくも「調査を頼む」理由や問題を抱え「頼りにして」依頼を探偵にする訳である。依頼を引き受ける「探偵」が依頼人の心情や立場をくみとり「結果を出す姿勢」で調査を実施しなければならない。

ここで、依頼人は「探偵を信頼」しなければ「的を得た調査」が展開されない。探偵も調査過程で得られた情報からの展望や経験からくる「先を見越したアドバイス」が依頼人を安心納得させて「目的を完遂」する。

信頼関係が成立した調査には無駄が無く「依頼人と探偵」のベストな関係性が成立する。

しかし、希にではあるが「依頼人の意向」をくみ取れない探偵業者も存在するので「問い合わせや相談」の段階で「ご自分の意向に沿った調査プランや予算にあった調査方法であるか?」を確認し焦る事無く依頼を考えて頂きたい。「事を焦った調査を実施」すると調査が行き詰まった時や小さなミスから「信頼関係」が壊れトラブルに発展する可能性があるので要注意である。