調査費用

 探偵や興信所の行う調査業務にかかる「調査費用」は低額ではない。

事実、他業種と比較して「需要」(調査依頼)が多い業種ではない現状と考える。おのずと調査にかかる費用も単価が高い。プラスして自社アピールに費やす広告費を考えると「低料金」の探偵や興信所は少ないと思われる。

長年、第一線で活躍してきた興信所の費用は「低料金ではない」。しかし、依頼人の期待を裏切らない仕事が実践出来てこその調査費用であり、必要料金形態である。

低料金で調査を行う探偵や興信所は「価格破壊」を行い新規参入を考え起業するが、その殆どが数年のうちに閉鎖される。需要を理解していない経営者が多く「調査業界」を理解できていない「他業種からの参入」が多く存在している。

老舗の探偵や興信所が低料金では調査を行わない理由は当然なのである。

これから御依頼をお考えの方には「調査費用」と「実績」のバランスを考慮したうえでの依頼先選びを実践していただければ良いと考える。

 

調査全般

調査業界では探偵や興信所が掲げる「調査全般」との言葉がある。

具体的に大きく調査業務を分類すると「信用調査」「所在調査」「素行調査」の3分野に分類出来る。調査全般を掲げている探偵や興信所は自社で3分野をこなせる調査力を持っていると言える。

信用調査とは個人や法人のデータを元に身元や経歴を調べる事から始まり、資産状況の把握や信用情報の分析にいたるまで「世の中の情報」を提供し報酬を得る業務といえる。

所在調査はシンプルな業務であり、家出人の捜索や相続人の住所不定者の捜索など「現存する人物を捜する」業務から生死不明者の行方確認なども行う。考えられる情報を基に「所在をつきとめ」報酬を得る業務と言える。

依頼の多様性がある業務の代表が「素行調査」である。

浮気調査や不正行為の有無の確認などの事実確認を明確にする調査と言える。「嘘」がないか?真実を知りたい依頼人からの調査の代表でもあり「世の中の表と裏」を知る上で欠かせない調査業務なのである。

 

浮気の罪深さ

女優の喜多嶋舞さんと俳優の大沢樹生さんとの間にできたとされていた長男が実はDNA検査の結果、大沢さんの実子ではなかったという報道には驚かされてしまった。

確か2人はその長男の「出来ちゃった結婚」であったのだがいわゆる喜多嶋舞の二股交際という事であろう。夫婦関係の破綻によって両親が離婚するという状況は子供にとっても辛いが離婚後、父親と信じて生活をともにしていた男性が父親でなかったショックは子供にとってどんなに辛く悲しい事であろう。いや、離婚をしなくて育てられた父親が別人であってもどうなのだろう。やはりショックはとても大きいと思う。

二股交際や浮気について男女に差別はないがこうなると女性の浮気については罪深さが大きいのかもしれない。

世間にはDNA鑑定したら困る女性は意外にも多いのかもしれない。

恋人である彼女を信じたい気持ちはわかるがある意味、疑惑解明として浮気調査の必要性も理解してもらえると思う。

事実、いろいろな調査をしているが彼氏の不安が的中していることは多い。

 

疑惑解明

 興信所の行う調査で「多くの疑惑」は解明できる。

不倫疑惑や不正疑惑に代表される社会のなかで不透明な事柄。日常生活においても多くの疑惑は浮かんでは消えてゆく。利害関係に関わる疑惑は放置するリスクが高く、我々の業務においても多くの事案を解決してきている。

ビジネスでの疑惑解明が最も一般的な調査案件で「社員の不正疑惑」の解明が最もポピュラーな調査である。他にも「新規取引先の不透明」な部分の解明も業務として行う。うまい話に乗る前の事前調査なども昨今では一般的な案件になりつつある。

各種調査で解明出来る「疑惑」は多く、日常生活や仕事関係に至るまでリスク回避に関わる調査の重要性は高い。

男性問題と女性問題

 興信所の無料相談業務で相談者から寄せられる内容で最も多い相談内容が「異性問題」の悩みである。

男性は女性の心情を理解に苦しみ、女性は男性の心情を理解に苦しんでいる。そもそも、男性と女性は同じ人間でありながら「担う役割が違う」生き物であるため「理解に苦しむ事」は当然なのかもしれない。

自然界の生き物たちを例に上げると「雄と雌」が担う役割の違いは理解しやすいと考える。

人間は「欲深い生き物」であるため恋愛対象にも理想が高く、現在のパートナーよりも優れた人物を欲している。これはあくまで「本能に近い行為」であり強い遺伝子を残そうとする本能に基づく行為と言えるが「理性」に反した行為に間違いない。理性が無ければ現代社会の秩序は成立しない。

自然界の次元で男女問題を定義すると「長期に渡る婚姻生活」には無理があるのではないかと考えるのは私だけだろうか?