熱愛破局

芸能人の恋愛ゴシップは熱愛・破局の繰り返しである。

恋愛を芸能人の話題性と考えるならば「恋多き芸能人」は話題性豊富である。意図的に売名行為(知名度向上を目的)を行い知名度の低い芸能人が有名になるハニートラップが行われることも理解できる。

周囲が気にかける話題を提供しても「人気のない芸能人」が渦中のひとでは「世間が注目」とはならない。

マスコミ各社はビッグニュースをもとめ日夜、ネタ探しに時間を費やしている。

探偵がタイアップして渦中の人を追跡し情報をもたらす場合も少なくない。自ずとプロの張り込みや追跡術はマスコミにも伝授されてゆく。写真誌が撮影する深夜デートなどの写真は探偵が普段行う撮影術と同一である。

注意を引きつける車輌を目立つ場所に停車し、他の方向より「気づかれる事なく撮影」する。怪しい車輌に気をとられた芸能人は他方への注意力が散漫になり被写体となる。撮影を行ったチームは直ぐさま撤収し写真が週刊誌に載ってはじめて「撮影してた連中が別方向に潜んでいた!」と気付くこととなる。

無駄な張り込みを行わず「対象芸能人に関する情報」から間接的に張り込みを実施しマスコミ丸出しの撮影とは異なるアプローチで撮影も可能なのである。

不倫願望と愛欲

長年の夫婦生活により「新鮮な愛情は無くなり」倦怠感と相手へのオーダーだけが感情の中に高まり「円満な夫婦生活」とはほど遠い生活環境をお過ごしの方は多いことだろう。

既婚者が恋愛に走り「不倫」を実際に行う経緯には上記の流れが存在し「結婚相手から得られない新鮮な恋愛感情」が大きな要因の一つである。

夫婦間の無関心に始まり、夫婦の営みが無くなり「恋愛感情から得られるドキドキ感」や日常から得られない快感や満足感を求めている。

不倫願望はそういった「満たされない感情」から発生し、日常生活で出会う異性に「欲求を求めて」進展する。誰もが持つ感情だが行動力が無ければ「恋愛関係」になり「交際」とはならない。

ご自分の行動力以外に不倫関係になる状況は「異性による猛烈なアプローチ」によるところが考えられる。

さほど気にも留めていない日常生活で接点をもっている異性から「好きなイベントの誘い」や「好きな店舗での外食」を頻繁に誘いを受けることにより「自分では恋愛感情のつもりはない」状況が「共有する時間が増える」ことにより「少しずつ親しい関係」に発展し「異性を受け入れはじめる」状況が考えられる。

探偵の調査により浮気が発覚した当事者の話は口を揃えて「浮気するつもりはなかった」や「いつの間にかこんなことに・・・」もしくわ「さびしかった・・・」などである。

誰しももっと素敵な生活や恋愛があるのでは?と期待する気持ちは持っている。しかし、そんな感情の多くは、潜在的に持つ「退屈な日常からの現実逃避」とも言える行動に他ならない。

謎解きは

探偵の実施する調査が難航する。多くの探偵や調査人は「現時点までの過程においての見直し」を余儀なくされる。

情報量が多すぎる案件においては「情報の優位性」から判断した「調査方針や指針」が先行し可能性による判断が基になって調査が進行してゆく。

仮に情報の「優先順位の判断」が間違っていたならば「調査は迷路」に迷い込む。

出口を調査結果とするならば「間違えない判断材料」を充分に揃えて進みたいと誰もが思い考える場面といえる。

逆に判断材料が少なく「勘による推理や謎解き」が調査の骨組みになってしまう場合は迷走し混乱する。

実際の探偵が行う調査において「裏付けの無い推理や謎解きは無意味」である。

名探偵を気取って仮説から多くの調査を実施しても空振り調査が増えるばかりで現実的な進展はのぞめないのである。

超人的な記憶力や特殊能力でも持ち合わせた探偵が実在するならば話はべつなのだが「現実の調査」はコツコツ事実を積み重ねることの繰り返しなのである。

探偵像

依頼人が想像する探偵像は実にさまざまである。

トムクルーズが映画で演じたスパイを想像し「不可能を可能にする男」が実在するかのように探偵にイメージを重ねられても・・・・

他には小説に登場する「金田一先生」的な想像をお持ちでご来社される相談者も現実に存在し少々調子が狂うこともしばしば。

現実の探偵が行う調査をご説明し「生身の人間による等身大の調査」をご理解いただくことから始まり、その調査に関わる費用説明や調査に要する日数なども合わせてご理解いただく。

もし、この御説明に理解が得られない場合は調査を契約するには至らない。

誠実な探偵であるならば「御依頼者の理解」を抜きにした調査委任契約は行わない。探偵業法にそった「必要事項説明の義務」を怠る可能性が否定できない理由が存在しているからに他ならない。

現実に存在する探偵は「法規にしたがい誠実な対応」を御依頼者に実施しなければ「ご依頼を承る」ことができない存在なのである。

調べる

探偵は疑い調べることが日常業務である。

下調べや情報収集に時間を費やし「有力情報」にたどり着き御依頼者が欲している調査結果に行き着くのである。

スピード解決は理想的であるが「基本に忠実に手順良く情報確認」が望ましい調査の順序といえる。

昔は「現場に足を運び細かな情報を得る」が調べ事の王道と言えたが現代は様相に変化が生じ「ネットで充分な下調べ」を行い「情報収集に現場に赴く」の手順が最も効率よく効果的で的確な手順である。

ネット情報の下調べが「ラフ」であった場合には「調査結果にたどり着けない」案件も存在し「手順の重要性」と「入念」さが欠ける事が調査に大きく影響する。

仕事の手法も問題となるが「結果を得るための下調べ」は探偵の第一歩言え、この重要性を認識できない調査は「情報量・スピード・信憑性」いずれにおいても不安定であり依頼人の信頼を得られない可能性がある。