不倫願望と愛欲

長年の夫婦生活により「新鮮な愛情は無くなり」倦怠感と相手へのオーダーだけが感情の中に高まり「円満な夫婦生活」とはほど遠い生活環境をお過ごしの方は多いことだろう。

既婚者が恋愛に走り「不倫」を実際に行う経緯には上記の流れが存在し「結婚相手から得られない新鮮な恋愛感情」が大きな要因の一つである。

夫婦間の無関心に始まり、夫婦の営みが無くなり「恋愛感情から得られるドキドキ感」や日常から得られない快感や満足感を求めている。

不倫願望はそういった「満たされない感情」から発生し、日常生活で出会う異性に「欲求を求めて」進展する。誰もが持つ感情だが行動力が無ければ「恋愛関係」になり「交際」とはならない。

ご自分の行動力以外に不倫関係になる状況は「異性による猛烈なアプローチ」によるところが考えられる。

さほど気にも留めていない日常生活で接点をもっている異性から「好きなイベントの誘い」や「好きな店舗での外食」を頻繁に誘いを受けることにより「自分では恋愛感情のつもりはない」状況が「共有する時間が増える」ことにより「少しずつ親しい関係」に発展し「異性を受け入れはじめる」状況が考えられる。

探偵の調査により浮気が発覚した当事者の話は口を揃えて「浮気するつもりはなかった」や「いつの間にかこんなことに・・・」もしくわ「さびしかった・・・」などである。

誰しももっと素敵な生活や恋愛があるのでは?と期待する気持ちは持っている。しかし、そんな感情の多くは、潜在的に持つ「退屈な日常からの現実逃避」とも言える行動に他ならない。