2度手間

どのような職業についていても「行った業務にミスがないか確認」する事は一般的に常識といえる。

時間を有効につかう心がけは大いにけっこうな考え方

と思うが、「確認をおこたった時間の短縮」は無意味であり2度手間3度手間の原因になる。

仕事の電話一本を例にあげても「誰に何の用件で連絡した」か意図が電話口の相手に伝わらなければ「意味不明な通話」となってしまうことだろう。

簡単な連絡の電話に2,3回の通話を要していては「常識的な業務連絡の範囲」を逸脱した状況と判断でき、改善しなければ世間的には「常識の無い業務」を行う業者との認識をうけてしまう。

基本的な事柄を曖昧にせず「基本からコツコツ積み重ねる」努力をおこたっていてはけない。

探偵業に関して言えば「依頼人との連絡や判断を仰ぐ」連絡場面で2度手間3度手間は探偵の基本的資質が表面化しやすく「探偵の信頼度」にも関わる重要なポイントとなることは常識である。

このような基本的な業務をスムーズにこなせる探偵は信頼できる要素があるとも言える。

依頼人の勇み足

探偵が如何に敏腕だとしても回避できないリスクが存在する。

浮気調査においてお話しすれば「依頼人が浮気を疑っている」事実を対象者が感づいており調査初日から尾行や張り込みに警戒している。このようなリスクは回避しようが無く探偵を困惑させる。

散々ご自分で探偵顔負けの尾行・張り込みを実施し「浮気の現場」を証拠として残す事ができずに尾行を感づかれてしまい「探偵に依頼」などのパターンも同様である。正直なところプロの尾行でも警戒している対象者を尾行する行為は危険である。成功・失敗以前に法的に問題がある。

無理に尾行継続すれば「迷惑防止条例やつきまとい行為」にあたる可能性が存在する。

ご自分で情報を得る行為はリスクが大きく、探偵の立場から言えば最悪の場合「浮気の事実が存在していても証拠を得られない事態」になりかねないため慎重に事をすすめていただきたい。

探偵としてあたりまえ

探偵は依頼人の力になる職業である。

しかし、一部の探偵による悪意の営業行為により「探偵業界全体のイメージはどん底」といえる。何故、悪意の営業を取り締まらないか?

理解できない。

法律が機能しないならば新たに規制が増える事だろう。探偵業法ですら探偵としての活動に制限がかかった状態なのに「これ以上の制約・規制」は探偵の基本的な必要性に関わる範囲にまで及ぶ。

探偵が必要ない社会がくるかもしれない。

必要正義のための調査や自己防衛の為の調査までも行えない法をいかがなモノと考えるか?ご自分が自己防衛のために調査を行えない状況をあなたはどうおもうか?

これ以上のやり過ぎは的外れであると「はっきり断言できる」のである。

法律も的を得てなければ悪意の探偵を取り締まることはいつまでたっても出来ないだろう。

調査の要

探偵が行う業務全般において必ず必要となる「丁寧・緻密」の要素。

どのような調査をおこなっていても「イージーミスをしない丁寧な仕事を怠らない心がけ」や「緻密に情報収集し情報の取得漏れをしない」モチベーションの継続は大切である。

どんなに時間に追われていても「基本に忠実」な業務を行わなければ依頼人が納得し報酬を支払える「調査報告」にはならない。要点だけを調べても一貫した筋道の通った報告書にはならないからである。

探偵の調査は本当に「情報量が命」と言える。

データバンクや信用情報などの「最低限の情報と同様な調査内容」では依頼人の期待ハズレとなってしまう。

落ち着き丁寧に緻密な調査を身上とした調査を行う探偵は優秀と言える。

浮気相手との外泊

 長期休暇を控えた7月末、仕事を持っている方はそろそろ休暇スケジュールが出る時期と思う。

取引先の休暇に合わせ休みを予定する零細企業や世間のカレンダーに合わせ曜日で休暇を設定する個人事業主など様々な形態で夏期休暇を予定している事だろう。

殆どの一般企業は8月の第2週末から第3週にかけて夏期休暇を実施する2014年。

恋人やパートナーの休暇予定もそろそろ決定し「家族サービスの日」と「自分がゆっくり過ごす日」の選定作業が頭の中で行われる時期かと思う。旅行好きな方は「各種予約」が必要になるためそろそろ準備の最終段階に入っている事だろう。ここで浮気を疑っている方には重要なポイントとなる時期でもあることにお気づきだろう。準備が必要になるという事は「日常以外の買い物」や「予約」などが必要になるのである。

この時期は本人らしからぬ「浮かれた服装」や「水着」異性を意識した装飾品などを事前購入し浮気相手との外泊に備える準備期間であり「目立った行動」に気づく事が出来るチャンスでもある。普段、うまく嘘にごまかされている方でも「おかしい・怪しい」と気づき易い。

普段と変化が見られる購入品や移動予約などは最低限チェックし浮気防止に努めていただきたい。