結婚生活継続か離婚か

 長い夫婦生活はあらためて言うことではないが「山有り谷有り」である。

夫婦間の問題は様々。

他人からすれば「たわいもない理由」で夫婦生活は破綻する。事実、過去の依頼人の多くも、我慢の限界を迎え離婚している。女性問題であったり男性問題、浮気性や浮気癖などは不治の病のように根深く依頼人を苦しめる。

最終的に婚姻生活の継続・終了を判断する材料を提供する立場にある我々探偵は「調査報告」で人生の道しるべとなりうる存在に間違いはない。

誠実に真摯に依頼を受け止め、正確な情報を提供する事にこそ探偵の存在価値がある。

 

動かぬ証拠と必要期間

 浮気調査で重要なポイントになる調査結果を得るためにかかる時間と日数。

依頼人の思惑に反し「必要期間」が延びる案件も存在する。

当然のことながら「調査料金」も予算オーバーを覚悟しなければならない。

調査結果が出にくい案件の特徴は「事前情報の乏しさ」と「対象人物の行動頻度少なさ」につきる。

逆を返せば「事前情報が多く」「対象者の行動が頻繁」な案件が浮気調査の必要期間が短く調査結果が得られる可能性が極めて高いと言える。

いずれにしても対象人物が動かなければ「動かぬ証拠」は得られない。

 

 

格安な調査

 浮気調査や素行調査・所在調査に身元調査。全ての調査を自社でこなせる探偵や興信所は希である。

調査力に優れている事は当たり前な極普通の事。多くの依頼者は「ありきたりの調査結果プラスα」の情報を欲している。プラスαな調査結果を格安な調査料金で提供する事は「極めて困難」と言える。

低料金・安心価格を前面に提示した探偵達に出来る仕事ではない。

そんな探偵達の常套手段が「追加調査」である。

案件によっては「本調査以上の追加料金」が発生するケースも存在している。

依頼する際には「要注意」である。

 

高額か低額か?

 探偵の調査料金を殆どの方は高額に感じる。

実際に浮気調査を例に上げると、時間料金で夕方5時から調査を開始し6時間の調査で13万円前後の費用が発生する。仮に10日間に渡り「浮気の証拠」を撮る為に同様の調査を実施すれば単純計算で130万円の調査費用が発生する。

この金額が「一般的価値観からは安価」とは言えない。

それならば安い調査を行う探偵を探すとなるわけだが、おすすめ出来る探偵の評判を聞いたためしがない。

安くて良い仕事ならば文句のつけようがないが、殆どの場合「安価のリスク」が存在している。安い調査はそれなりの調査報告になる覚悟が必要であると思う。

いずれかの選択を決定する事は「依頼人の自由」なので慎重な探偵選びの参考にしていただきたい。

 

 

探偵・興信所ガイド(4)

以前、相談する探偵・興信所を選ぶ基準に「調査料金に納得がいくか?」ということがポイントだと書きましたが、他にも具体的なポイントを挙げて見ます。

3.調査プランに納得がいくか?

面談に言った際に、ご自身の案件に対して担当者から調査プランを提示されるかと思います。

まず一つ言えることは、ご自身の希望する日時に調査を行えないところは論外だと言うことです。
但し、当日などの緊急依頼時や調査人員が足りない等の理由の場合を除きます。
問題なのは、探偵社や興信所側が日時を勝手に決めてしまうことです。

そのあたりの曖昧さが料金や調査結果などに関するトラブルを招きやすく、そうした手法をとっているところはトラブルが多いことでしょう。

やはりベストなのは依頼者と探偵・興信所側が打ち合わせの上で納得して日時が決まることですし、探偵・興信所を選ぶ上で重要なポイントの一つであると思います。