別れさせ工作と復縁工作のリスク

 探偵や興信所の危険な業務の中に「工作」がある。

別れさせ工作や復縁工作に代表される「人の感情」を手玉にとる行為。心の底から愛している人物を振り向かせるために「金額に関係なく」工作を依頼しヒートアップする依頼人達。

復縁工作や別れさせ工作に「多額の費用」を投じ、結果「思いがかなわない」場合を想像していただきたい。依頼人は「最悪の行動」おこす可能性が高くなる。

事件に発展する可能性がある業務と理解して推奨している探偵や興信所はモラルに欠けている。

依頼を考えている方には充分な注意と認識・多大なリスクを背負う覚悟が必要といえる。

 

良心的な興信所

 良心的な興信所は存在する。

御依頼を考える方には絶対に外せない条件の一つでもある。料金が良心的な価格で調査費用が安心して利用できる興信所は理想かと思うが巡り会う事は困難かと思う。

次に良心的な条件を挙げると「仕事が確実」でそつなくこなせる実績とノウハウを持ち合わせている事と考える。調査結果を出せない仕事ほど「無意味な調査」はない。

第三に「相談や対応が丁寧で理解しやすい」探偵や興信所はトラブルが無く納得のゆく調査が期待できる。上記の条件プラス、「アフターケアー」の関係各所とのコネクションを持った調査機関は良心的で優良と考える。

調査費用

 探偵や興信所の行う調査業務にかかる「調査費用」は低額ではない。

事実、他業種と比較して「需要」(調査依頼)が多い業種ではない現状と考える。おのずと調査にかかる費用も単価が高い。プラスして自社アピールに費やす広告費を考えると「低料金」の探偵や興信所は少ないと思われる。

長年、第一線で活躍してきた興信所の費用は「低料金ではない」。しかし、依頼人の期待を裏切らない仕事が実践出来てこその調査費用であり、必要料金形態である。

低料金で調査を行う探偵や興信所は「価格破壊」を行い新規参入を考え起業するが、その殆どが数年のうちに閉鎖される。需要を理解していない経営者が多く「調査業界」を理解できていない「他業種からの参入」が多く存在している。

老舗の探偵や興信所が低料金では調査を行わない理由は当然なのである。

これから御依頼をお考えの方には「調査費用」と「実績」のバランスを考慮したうえでの依頼先選びを実践していただければ良いと考える。

 

調査全般

調査業界では探偵や興信所が掲げる「調査全般」との言葉がある。

具体的に大きく調査業務を分類すると「信用調査」「所在調査」「素行調査」の3分野に分類出来る。調査全般を掲げている探偵や興信所は自社で3分野をこなせる調査力を持っていると言える。

信用調査とは個人や法人のデータを元に身元や経歴を調べる事から始まり、資産状況の把握や信用情報の分析にいたるまで「世の中の情報」を提供し報酬を得る業務といえる。

所在調査はシンプルな業務であり、家出人の捜索や相続人の住所不定者の捜索など「現存する人物を捜する」業務から生死不明者の行方確認なども行う。考えられる情報を基に「所在をつきとめ」報酬を得る業務と言える。

依頼の多様性がある業務の代表が「素行調査」である。

浮気調査や不正行為の有無の確認などの事実確認を明確にする調査と言える。「嘘」がないか?真実を知りたい依頼人からの調査の代表でもあり「世の中の表と裏」を知る上で欠かせない調査業務なのである。

 

浮気の罪深さ

女優の喜多嶋舞さんと俳優の大沢樹生さんとの間にできたとされていた長男が実はDNA検査の結果、大沢さんの実子ではなかったという報道には驚かされてしまった。

確か2人はその長男の「出来ちゃった結婚」であったのだがいわゆる喜多嶋舞の二股交際という事であろう。夫婦関係の破綻によって両親が離婚するという状況は子供にとっても辛いが離婚後、父親と信じて生活をともにしていた男性が父親でなかったショックは子供にとってどんなに辛く悲しい事であろう。いや、離婚をしなくて育てられた父親が別人であってもどうなのだろう。やはりショックはとても大きいと思う。

二股交際や浮気について男女に差別はないがこうなると女性の浮気については罪深さが大きいのかもしれない。

世間にはDNA鑑定したら困る女性は意外にも多いのかもしれない。

恋人である彼女を信じたい気持ちはわかるがある意味、疑惑解明として浮気調査の必要性も理解してもらえると思う。

事実、いろいろな調査をしているが彼氏の不安が的中していることは多い。