我慢できない感情

 浮気を実行する「大人の男女」には感情を抑える「感情の歯止め」がきかなくなる傾向がある。

事実、パートナーを裏切る行為と知りながら悪戯の階段を上り詰めて行く。浮気が発覚し自分に降りかかる「大人の責任」を考慮するとなかなか踏み込めない領域である。世間で耳にするアンケートなどでは既婚女性の過去から現在に至るまでの浮気経験者は4割と高い数字が出ているが信憑性はいかに?

もし、この数字が真実ならば「その場の感情や空気」に流される既婚女性が多く存在している事と思う。普段の日常生活から離れた「恋愛」を望んでおり、パートナー以外の異性に「ときめき」を感じている。

前述した「忍耐や我慢」とは違う感情が優先して結果「浮気を経験」している。

一晩限りの過ちと後悔される既婚女性もいれば「ほんの浮気心」が本気に発展する方もいる。女性は「現実的な生き物」との言葉をきくが、恋愛においては「現実を離れた状況」を好むとも言える。退屈な日常や倦怠期を迎えた男女関係にお気付きな方は注意深くパートナーの動向や変化に気を配る必要性がある。

自覚

 探偵や興信所の仕事も他業種も「業務遂行」上の自覚は責任感につながる。

経験の浅い人物は「責任感」も比例している。探偵が依頼人の為に「結果」を出す執着心が無ければ業務も怠慢になり注意力も散漫になりがちと言える。前回のブログにも記述したが「緊張感」の無い仕事は依頼人に良い調査報告を出来ないと言える。

個人の能力には限界がある。しかし、経験不足と能力不足は別問題であり「能力がない部分は経験でカバー」できると私個人は考えている。仮に能力も経験も不足している探偵や興信所(業歴が浅いノウハウの少ない)に依頼をしてしまうと「時間も費用も必要」になる事実が待ち受けている。

探偵や興信所選びで最も重要なポイントは業歴と経験からえられたノウハウがある探偵業者を探す事と思う。

名探偵

 現実世界の探偵や興信所(調査業者)にフィクションの世界が重なる状況は少ない。フィクションの名探偵達の活躍は「探偵の存在価値」向上に大きく貢献していると考え好ましい。

名探偵に憧れ「職業」として探偵や興信所の調査員になる経緯は好ましくない。前述の通り「実際の調査現場」や日常業務はフィクションに描かれる世界とは大きなギャップが存在しているからだ。

「地味でコツコツ」ミス無く基本に忠実に「結果」を出す。

他業種も同様と思うが、「基本がしっかりしていない」仕事は不安定でリスキーな事が多い。逆に言えば基本があれば応用、すなわち「難解な案件」にも対応ができる。一時が万事という言葉が探偵の仕事にはピッタリあてはまるといえる。

現場で調査を行っている探偵達は「五感を鋭く」緊張感を持って仕事に従事している。「目が仕事」をしている事は勿論、周囲の気配や物音にも敏感でなければ「プロの探偵」として不合格だろう。名探偵が現実世界に存在するならば上記の条件を調査現場で実行しクオリティーの高い調査報告ができる人物だろう。

二股交際

 芸能人の二股交際が話題になっている。

とある男性芸人と本命の女子アナの他にモデルの女性が登場人物。男性芸人曰く「本命は女子アナの彼女である」。では、モデルの女性は自宅に招き入れる「女友達」となる訳だが、探偵目線でもの申すと「未婚の男女が自宅で長時間過ごす行為」は恋愛関係が濃厚と言える。

仮に「他にも友人が同席していた」と男性芸人が主張したとしても「信用されない」行為をした責がある事を自覚するべきと考える。

今回のケースを既婚者に置き換えれば「言い訳できない行動」となる。

大人の恋愛問題なので「自由」なわけだが男性芸人の行動は芸能界でのポジションから考えても「軽率」であったような気がしてならない。損な行動を自ら選ぶ「性格の持ち主」なのかもしれない。

 

意外な展開

調査の現場では「思惑に反する」展開に直面する。

調査を実施する探偵や調査員達の経験が問われる瞬間でもある。経験豊富なベテラン探偵ならば「顔色ひとつ変えず」余計な動き無く対処できるが未熟な調査員や探偵には「ぎこちなく不自然」な動きが目立ってしまう。思惑に反し意外な展開に発展する調査の場合に大切な心がけは「冷静な判断と広い視野」といえる。

臨機応変な対処を迅速に行う為には「広い視野」で状況の変化をいち早く察知しなければならない。

現場での調査能力が高い探偵はそうした状況変化や急な展開にも適応できる。簡単にいえば「仕事の懐が広い」ので危うい場面でのリカバー力が高い。

張り込み一つにしても同様の事がいえる。

長時間に渡る張り込みは「周囲の警戒心」に触れやすい。同じ場所で人が長時間滞在すれば誰しも「不信感」が芽生える。その気配を感じ取れない「経験値が低い」探偵はどんな調査現場でも「同じ失敗」を繰り返す。

御依頼を考えている方々に「充分な調査結果」を提供できるスキルの高い探偵や調査員は少数であるといえる。