動静確認調査とは?

動静を確認するには興信所が便利です

動静(どうせい)とは?文字通り「動」と「静」、つまり物事の動きや様子。動くこと。消息などの意味合いがあります。新聞記事には首相動静という小さなコーナーもありますよね。基本的には人の動向はどうだったのか?という意味で新聞社や法曹界で使われる言葉のような気がします。

動静を確認する仕事

「動静」という言葉を用いた仕事の一つには船舶関連の業務があります。入出港の動きや停泊している位置などまさに「動静」をチェックして事故の無いように安全な運航を担っている業務です。海洋での業務は自然相手なので台風や強風、時化(しけ)によって入港時間の変更を余儀なくされることが多いからです。

興信所での「動静」

私共、興信所での「動静」とは人々の動きを確認する(チェックする)事が業務になります。どなたでも最初に思い浮かぶような浮気調査、不貞の証拠を得るための尾行調査、社員やアルバイトなどの従業員が不正しているのではないか?という行動確認調査が動静調査に当たります。

浮気の動静調査

浮気調査は興信所や探偵事務所で最も多い依頼の一つになります。各事務所で変化するのですが、浮気調査は少なく、企業からの依頼でビジネスマンの行動確認調査が多い興信所もあります。

浮気調査は基本的には婚姻しているどちらかのパートナーが浮気しているのではないか?彼氏彼女のどちらかが最近様子がおかしい、、、という疑いを持った人物からの依頼があります。

社員やアルバイト、従業員の不正に関する動静調査

近年、様々な理由で不正を行いニュースで取り上げられることも多くなってきているのが社員の不正調査です。

記憶にも新しいとは思われますが、コンビニエンスストアの冷蔵庫にアルバイトがふざけて入り、その写真をSNSにアップして大問題となりました。テレビニュースでも大きく報じられて、その店舗は休業に追い込まれることになりました。

また、近畿地方の官公署の職員が居住地を偽り、割高な定期代(交通費)を不正に受給していたというニュース記事もありました。発覚したきっかけは、前々から不審に思っていた同僚が不正を働いているのではないか?と思われる職員を自ら尾行して偽りの居住実態を暴いたという話でした。

さらに2020年11月には長年会社の経理を任されていた埼玉県の女が不正経理を繰り返し、ブランド物のバックの購入や銀座にある高給エステ店の支払い、美容関係商品の購入に充てており、過去5年間で60回以上の架空取引を装い1億5000万円以上使い込んでいたとして逮捕されました。

このように不正に気付かないまま時間が経過してしまうと莫大な金額になり、この他には裁判費用や社会的信用の失墜になるなど企業としてはダメージが大きくなる傾向にあります。上記の不正経理を働いた女性は刑事及び民事裁判後に1億5000万円もの大金を会社に返すことは到底不可能でしょう。

金銭面では被害額の計算が難しいのですが、外回り社員のサボタージュ問題はどこの会社でも頭を悩ます事例の一つかもしれません。過去に行ったケースでは会社から出てきた男が近くの喫茶店でお昼近くまでおり、昼食後に繁華街に移動して雀荘に入っていく人物もおりましたし、日中の遊技場に入ればスーツ姿のサラリーマンが何人かは確認できるはずです。こうした社員のサボり(サボタージュ)問題にも対応できるのが興信所の提供する動静確認調査になります。

手遅れになる前に動静確認調査が役に立ちます

なにか最近変だな?金遣いが荒くなった
これは浮気でも不正経理でも同じことが言えるでしょう。

浮気の場合は浮気相手とのデート代、主に移動費や食事、プレゼントにラブホテル代など結構な金額になると思います。不正経理の場合も同様で持ち物が高級ブランドに変わったり、ギャンブルの話ばかりするようになったりと些細な部分でも変化が見て取れるようになるはずです。2021年2月でもギャンブルに1600万円ものお金を使い込んだ女が逮捕されたニュースもありました。

社員のサボタージュに関してはニュース記事になることはほぼ無いので表面化することも無いですし、普段は見聞きしないので頭の片隅に追いやれて忘れてしまう問題の一つかも知れませんが、長年に渡りジワジワと侵食している実態があることは確かなのです。

浮気や不正社員の動静をチェックすることは違法な事ではありません。婚姻している事実があるならば「不貞行為」という民法用語になりますすし、不正社員を暴き、排除することは企業防衛に他なりません。

東京の西日暮里に所在する興信所のアーガスリサーチは上記のような案件を数多く担ってきました。動静確認ならアーガスにお任せください。