信用調査の必要性

 興信所が取り扱う業務の多くに「信用調査」がある。

個人をターゲットにした調査であったり法人(会社や組織)を全般的に調査したりと依頼人の欲している「情報範囲」により調査量が異なることは言うまでもない。

ここで、実際に新規取引先の信用度を知りたい場合の「調査内容」を紹介したい。

会社経歴や規模・現在の代表者に関わる事項・経営状態や主な取引先、ブラック企業の要素や反社勢力との関わりなどが主要事項となる。以上の事項の他に利益推移や資産・自社株保有率なども調査ニーズが多い項目である。

過去の業務に関わる評判なども「評価の基準」に大きく関わるため「悪意のビジネス」を展開してきた法人などは直ぐに判明する。

取引先に不透明な部分や信用できない言動を感じたら「信用調査」の必要性や利用価値は高く堅実なビジネスを展開する上で外せない業務と言える。

興信所の調査料金とは

興信所や探偵事務所に支払う料金として、よく高すぎるという不満を聞くことがあります。調査会社にもよりますが、確かに浮気調査などでも一日何万という金額が必要になってきますし、数日間続いたりと場合によっては百万越えということも少なくないので、高いというイメージが就くのは当たり前のことかもしれません。

ですがだからといって、安い料金を提示している興信所や探偵事務所を利用することはあまりオススメできません。もちろん電話で話してやり取りして、実際話してみての印象も含めて、それでも信頼できると感じた相手に任すというのならば何も問題はないのですが、安いというだけで即決するのは非常に危険です。

それよりは調査日数を減らして、かかる金額を安くする工夫をしてみましょう。料金は一日何万と発生するものなので、早いうちに結果を出してしまえば、比較的依頼しやすい値段で抑えることが可能なのです。

そのために知っている情報は、全て探偵に話すようにしたいですね。浮気調査ならば何曜日が怪しいのか、相手の行動範囲はどのくらいか、などということをあますこと無く伝えることができれば、調査もスムーズに進むはずです。

また依頼料はその興信所や探偵事務所によっても異なるので、金額ばかりで選ぶのは問題とはいえ、見積もりをもらってそこから依頼するところも決めるのも一つの手かもしれません。

 

相談先

 トラブルや問題の相談先は慎重に選ぶべきである。

探偵や興信所の行う「探偵業務」の範囲内でのトラブル相談や問題相談は「法律相談」ではない。経験や一般的な選択をアドバイスとして「相談者」に発信している。相談した探偵が「司法試験に合格」した過去があり法律の知識が豊富ならば更に良い相談先といえる。

相談者が抱える問題を「解決する方法」を提案し、相談者が理解し賛同すれば「調査依頼の契約」になる。

営利目的の探偵や興信所は「契約=調査料」と考える業者が存在しているので「相談先」は充分に吟味し慎重に選ぶことがポイントといえる。相談だけするつもりが「契約し前金の調査費用」を支払う事も珍しくないのである。

優良な探偵や興信所を相談先に持つ意味は大きい。何より世間の様々な問題を調査し経験している業種は「探偵や興信所」をおいて他にない。問題が絶えない「人の世」において探偵の行う調査は「潤滑油」のような働きがあると考える。

探偵や興信所に相談

プライベートな悩みやトラブルを相談する相手には適材適所があるかと思う。

探偵や興信所は離婚や男女問題に始まり人探し・所在・身元といった事案を相談する相手としては適所と言える。過去に経験済みのケースは想定出来る「解決策」もアドバイスできる。

経験豊富な探偵や興信所は多くの悩みやトラブルは過去に経験済みな事なので「思い悩む」前に気軽に相談していただきたい。

悩みや相談のなかには相談者自身で解決できる問題も存在しているので「相談しアドバイス」をもらう行為は有意義と考える。もし、相談内容にリスクが大きい要素があれば「解決策」を提案し依頼となる。全ての悩みや相談を依頼にしようとは考えていない。

問題解決の第一歩は「相談しアドバイス」を受けることから始まる。

 

 

興信所・探偵の主な業務内容

現代の探偵事務所は興信所と呼称されるのが一般的です。

以前は特別な資格や登録などは必要なく、誰でも自由に探偵を名乗って仕事をすることが可能でした。

しかし、個人の秘密にまつわる業務が多いという仕事の性質上トラブルが起こりやすく、一時期悪質な業者によるトラブルが続発したため、探偵業法という法律によって業界が管理されるようになりました。現在では探偵業法に基づく登録をしているかどうかが、業者の信用度をチェックする重要なポイントとなっています。

興信所・探偵の仕事は、様々な調査業務が中心です。個人や団体からの依頼に基づいて様々な人や物、情報についての調査を行い、調べた結果をまとめて依頼者に報告します。

最も多い業務が浮気調査です。依頼数全体の約半数が浮気調査の依頼となっており、現代の探偵業務の中心となっています。

個人の素行調査・信用調査も依頼数の多い業務です。結婚や就職などの時に本当に信頼のおける人物かどうかを確認するために依頼する人が多く、犯罪歴や交友歴、借金の有無などを調査します。

行方不明者の調査も重要な業務の一つです。家出人や行方不明者の調査は、本来警察が担当する業務でもあるのですが、犯罪にかかわっている直接の証拠がないとなかなか積極的に調査してくれず、興信所や探偵に調査を依頼してくることが多くなっています。 “