失踪人

 所在不明者や失踪人の捜索は興信所の業務内容つまり、調査項目に含まれポピュラーな調査といえる。

過去の捜索案件から多くの依頼人に「安心」を届けてきた実績をもっている。

依頼人の安堵する表情を見た探偵の達成感はひとしおである。探偵や興信所の調査の中でも取り扱う件数が多いため「腕の良い興信所」(実績や結果)が失踪人の所在判明確率につながると言える。

行方不明者ゆかりの土地を地道に聞き込み捜索し「足取りを掴み」結果に結びつける。

所在調査の基本だが「調査への熱意」で大きく結果が異なるとも言え、「依頼をまかせる興信所」選びは慎重に吟味して依頼する事を進言したい。

行方不明者の捜索

 興信所の調査項目には所在調査や行方不明者の捜索がある。

所在不明になる「理由」が身内に理解出来ない案件は困難を極めるケースが多い。捜索に踏み切るタイミングが重要なポイントとなる事は言うまでも無く、「一刻を争う」ケースでない事を願うばかりである。

行方不明になる理由の代表的な理由を今回は紹介したい。

まず、昨今一番多い理由が「金銭トラブル」と言える。もともと借金をつくりがちな人物の多くは金銭苦から失踪するケースが多いと言える。多重債務での借金苦が社会問題に発展し、ホームレス化やネットカフェ難民、ワーキングプアーなどの現状にあると理解しているが「自己破産や債務整理」に踏み切れない人物には、厳しい現状に変わりがない。

2番目に多い理由は「人間関係」である。

年齢・性別に関係なく人間関係にストレスを感じて失踪する。恋愛関係の失踪は思いの外少なく、現代においては「対人関係に嫌気」が指し失踪するケースが殆どと言える。学生生活・社会生活に順応出来ない若者や職場環境の劣悪さに耐えかねての理由も現代の風潮と考える。

最後に紹介するケースは一番理由として理解に苦しむ「虚無感」からの失踪。

身内には「失踪する理由」が全く思いつかず、自身の存在意義を確認できない失踪人のケースである。神経質や物事を考えすぎる人物に多く、自身の人生の理想と現実のギャップに耐えかねてドロップアウトしてしまう。

もし、以上の理由に思い当たる「音信不通」な身内や知人がいるならば早急な「相談」をおすすめしたい。