依頼人との信頼関係2

 多くの依頼人は人生の岐路に立ち、探偵に依頼をする。

信頼される探偵は「依頼人の状況」を把握しベストな調査報告するための努力を惜しまない。営利目的の探偵の存在は遺憾でならないが「信頼できる」誠実な探偵も必ず存在している事を忘れないでいただきたい。

探偵が依頼人に信頼されるには「仕事で結果」を出す以外の方法が無く、納得のゆく調査報告が一件でも多くお届け出来ることに意義があると考えている。

状況的に困難な案件などは「探偵と御依頼者の信頼関係」が調査結果に大きく影響を及ぼすため、日頃から細かな情報を開示していただき調査にのぞんでいる。当たり前の事のように聞こえがちだが「本当に大切」で現場の調査方針を左右しかねないため緊張感が必要な部分と言える。

これから探偵に依頼する方には大切な心持ちと言える。

 

 

仕事の大小

 探偵にとって依頼の大小は関係ない。

実際に調査を行えば理解できる簡単な事なのだが、利益に走ってしまう探偵や興信所には簡単な事が理解できないとみえる。

具体的に素行調査などで例を挙げれば「1日を要する依頼」も「10日を要する依頼」も現場の探偵達の仕事内容に変化が無く「10万円の仕事」も「100万円の仕事」もやるべき事は一緒。

短期間の依頼だから結果が出ない訳でもなく、長期間の依頼だから確実に結果が出る訳でもない。現場の探偵や調査員達は「同じモチベーション」で「自分のもてる力」で依頼にあたる。

職人気質と近い感覚が現場にはあり、この気質なくして「調査結果」は出せない思う。

信頼できる探偵とは「仕事の大小に関係なく」同じテンションで調査結果にこだわっている。

 

「まかせるよ!」

 御依頼者に言われて嬉しい言葉に「まかせるよ」がある。

当社の仕事ぶりを過去の実績から「信用」していただいていると実感出来る瞬間だからだ。本当に「探偵冥利につきる」とはこのことと感謝している。

最善を尽くす仕事がもたらす結果だが、簡単にはいかない事ばかりだ。現場の探偵達と担当相談員の連携なくしては実現しない。たった一人の怠慢も許さない仕事に対する緊張感がなければならない。

探偵や興信所の仕事は当たり前に「緊張感」がなければならない。

御依頼者の置かれた立場を考えれば当然であり、信頼に応えたい一心で依頼に向かい合わなければ「納得のゆく結果」はついてこないからだ。

ハードな毎日を経験して得られる充実を探偵達は望んでいるのかもしれない。