だてマスク

 最近、調査現場の対象者が「マスク着用」の確立が高い。

世間的には衛生上や感染予防等が目的の大人な判断が使用目的であるが「違う目的でマスク」を装着する女性が増加している。

昔々20年以上前に「スキー場で恋は2割増」などの言葉があったと記憶している。解説すると「スキー場でスキーウェアーを着た男女は2割素敵に見えると言う意。これに近い目的で「だてマスク」を着用している。美容室で最新のヘアースタイルに素敵にメイクした目元に「だてマスク」を着用する・・・・

大方の殿方は「目を奪われる」。

素敵な女性にしか見えないのである。マスクが隠した部分を「見たい」男性の心理をものの見事に鷲づかみにしている。世間の批評はこの際抜きにして探偵個人的批評は「複雑」であり「仕事がやりずらい」が本音である。調査対象者がマスクを着用するとシュチュエーションによっては「不具合」が出る場合がある。

ズバリ申し上げると「特徴や年齢が判断」しづらく報告に困る。困った流行はまだまだ続きそうである。

雪の中のバレンタインデー

2月14日、今日は恋人たちや女性にとっては待ちに待ってたバレンタインデー。

東京でも朝未明より降り始めた雪により既に積もっている。

女性にとって嬉しいバレンタインデーであるが興信所や探偵にとっても大事な日なのである。なんといっても浮気調査における結果が出やすい日なのである為、浮気調査の依頼が多い。

浮気や不倫をしている女性にとっても相手男性に会いたいと思うのは恋人と変わらない感情なのであろう。

ところがこの雪。先日も雪の中の運転について述べたが尾行するのも一苦労である。また歩きの尾行でも雪道には充分に気を遣わないと大変である。まして長時間の張り込みには芯から冷えてしまう。

今日はありがたい事に忙しいがこの雪には困ったものである。早々に止んでほしい。

 

 

探偵の宣伝2

 昔の探偵業界は宣伝と言えば「電話帳」が主流だった時代が存在していた。

電話帳の掲載順序にこだわった昔の探偵達は「社名の頭文字をア」から始めることで掲載上位を狙い相談や依頼を獲得していた。現代と比べれば「ほのぼのしたエピソード」に感じる。

探偵社に「あ」の文字が付いている業者が比較的多い理由がそんな事情に基因している。

時代はかわって現代の探偵の宣伝はインターネット広告等が主流と言える。「安値」を売りにした業者や「パック料金」で長時間の調査が可能など「お得感」を出す業者など様々な手法で「相談や依頼」を獲得しようとしている。

そんな探偵業界にあって宣伝広告を行わない探偵が存在している。

私の知る限り「新宿の探偵」に40年以上、顧客からの依頼で探偵業を続けてきたT事務所がある。本物の探偵を語る上でその存在はあまりにも大きい。

「プロ中のプロ」の仕事が実現できる探偵は極僅かであると考える私が知る数少ない本物の探偵である。何故?本物の探偵と差別化した表現をするかと言うと、弁護士事務所や顧客の依頼のみで運営される「探偵」は信頼度が高く「仕事のクオリティー」が高いと言える。宣伝の必要がない「確かな仕事」がお望みの御依頼者には頼れる存在に間違いない。

 

自覚

 探偵や興信所の仕事も他業種も「業務遂行」上の自覚は責任感につながる。

経験の浅い人物は「責任感」も比例している。探偵が依頼人の為に「結果」を出す執着心が無ければ業務も怠慢になり注意力も散漫になりがちと言える。前回のブログにも記述したが「緊張感」の無い仕事は依頼人に良い調査報告を出来ないと言える。

個人の能力には限界がある。しかし、経験不足と能力不足は別問題であり「能力がない部分は経験でカバー」できると私個人は考えている。仮に能力も経験も不足している探偵や興信所(業歴が浅いノウハウの少ない)に依頼をしてしまうと「時間も費用も必要」になる事実が待ち受けている。

探偵や興信所選びで最も重要なポイントは業歴と経験からえられたノウハウがある探偵業者を探す事と思う。

名探偵

 現実世界の探偵や興信所(調査業者)にフィクションの世界が重なる状況は少ない。フィクションの名探偵達の活躍は「探偵の存在価値」向上に大きく貢献していると考え好ましい。

名探偵に憧れ「職業」として探偵や興信所の調査員になる経緯は好ましくない。前述の通り「実際の調査現場」や日常業務はフィクションに描かれる世界とは大きなギャップが存在しているからだ。

「地味でコツコツ」ミス無く基本に忠実に「結果」を出す。

他業種も同様と思うが、「基本がしっかりしていない」仕事は不安定でリスキーな事が多い。逆に言えば基本があれば応用、すなわち「難解な案件」にも対応ができる。一時が万事という言葉が探偵の仕事にはピッタリあてはまるといえる。

現場で調査を行っている探偵達は「五感を鋭く」緊張感を持って仕事に従事している。「目が仕事」をしている事は勿論、周囲の気配や物音にも敏感でなければ「プロの探偵」として不合格だろう。名探偵が現実世界に存在するならば上記の条件を調査現場で実行しクオリティーの高い調査報告ができる人物だろう。