調査とキャリア

 キャリア=経験とは考えづらい。探偵や興信所には経験が無くては依頼人の信頼に応える事は不可能と思う。

やはり、経験は「場数」が命と考える。成功も失敗も経験数で大きく異なり、「些細な調査」ひとつにしても順序良く基本が身についていなければ「成功」しない。

最近の探偵や調査員は「経験値」が低い自覚がない。

後進にムチを入れて「己にプレッシャー」をかける手法が個人的に好きな為、「嫌われ役」になることもしばしば。

基本に忠実に「確実な調査」が経験として身につく。信用調査・所在調査・素行調査どの分野の調査においても同様。厳しい調査現場に立って初めて「一時が万事」と気づく。

妊娠出産と浮気

 若いご夫婦や婚姻歴の浅いご夫婦が妊娠出産を機に変化を迎えるケースがある。もともと、性の不一致を感じていた御主人や性交が好きでは無い奥様が「妊娠出産」を理由にセックスレスになる。

おのずと男性は「別の方法」で欲求を満たそうとする。細かい話になるが奥様が性交渉を長期間拒絶して旦那様の「浮気」が発覚し離婚に至る場合「慰謝料」は望めないケースが存在している。夫婦間の義務を怠っていると判断される事に原因がある。

全てのケースに当てはまる訳では無いため解釈を間違えないでいただきたい。

御主人の浮気が原因で離婚と主張する奥様の主張は100%ではない。御主人にも主張があり双方の言い分を総合的に判断されるケースが多い。

我々興信所は「主張を正当化」する為の「証拠」を調査で残し、依頼人の利益を守る事が望ましい。