増加する

 最近の浮気調査・素行調査に多く言えることがある。御依頼者がご自身で尾行を行い半ば「尾行に気づかれてからの御依頼」。現場で調査を担当する者にかかる負担が大きくリスクが高い案件といえる。

正直に「ご自分での尾行」が継続できない経緯がある事を申告される御依頼者は信頼できるのだが、事前情報がないままごく普通に調査初日から「警戒心」を前面に出した調査対象を尾行する行為はどうか?と思う。お金を払いプロに依頼したのだからとの想いからそのような状況で調査を実施させようと考えたならば「大きな間違い」といえる。

どのような仕事でも「状況に応じた対応」が求められる事は言うまでもなく探偵の尾行にも同じ事が言え「事前の準備」が必要となる。結果として調査結果が得られたならば問題ないが「最悪のケース」はいつでも存在しており、出来ることならば「準備して最善を尽くした」調査を実施したいのである。