浮気の事実をはっきりさせるには、浮気調査で「不貞行為(継続的な肉体関係)」があったことを証明させるのが確実です。これにより浮気相手や配偶者へ慰謝料を請求できるようになります。
しかし、浮気を疑っている段階では「浮気相手の名前も住所もわからない」というケースも少なくありません。相手の素性が分からないまま、浮気調査を依頼することはできるのでしょうか?
本記事では、浮気調査にあたって浮気相手の素性がわからない場合の対処方法や、ご自身でできる情報収集のコツをご紹介します。
浮気調査では浮気相手の素性調査も可能です
興信所の浮気調査では、浮気相手の素性をお調べすることも可能です。
ただし、相手の身元がはっきりと分かっていない場合は、浮気調査に時間がかかる点にご留意ください。
もし「相手の名前も顔もわからない」という状態で興信所に浮気調査を依頼したとしても、特定までに多くの時間と費用が必要になります。
興信所に浮気調査を依頼したいが相手の名前も住所もわからない…というときは、まずできる範囲で、手がかりになりそうな情報を集めることをおすすめします。
浮気調査の費用を抑えるには情報を集めることが大切
興信所の浮気調査では対象者(配偶者や恋人など)を尾行し、浮気の現場を突き止めます。このとき浮気を行う日時や曜日、立ち寄り先が分かっていれば、浮気調査にてご依頼者様の求める情報がより得やすくなります。
浮気調査のためにご自身でできる情報収集の方法
興信所へご依頼いただく折には、事前に下記の方法で情報を集めておくことをおすすめします。
情報収集の過程で「浮気相手の名前・電話番号・住所」「浮気に使われる場所」などが分かる場合もあり、浮気調査に役立ちます。
- 帰りが遅い日、朝帰りをした日の記録をつける
- やり取りをしているLINE画面をこっそり覗いて名前を把握する
- 退社時間や休日によくかかってくる携帯番号を把握する
- 配偶者が捨てたレシート、明細書(車のゴミ箱から出てくる場合も多い)
- 自家用車のカーナビ履歴で不審な場所に立ち寄っていないかチェックする
浮気調査がスムーズに進めば調査に必要な期間も短くなり、ご依頼者さまの費用負担も少なく済みます。
「興信所に浮気調査を依頼したいけれど、費用面が……」という方は、できる範囲で情報収集を行われることをおすすめいたします。
レシートの内容次第では浮気調査に活用できる
浮気をしている人は相手とのやりとりをパートナーに勘付かれないよう隠すものですが、油断しているときなどにボロを出すことがあります。
たとえば浮気に自家用車を使っている場合、浮気を示唆する内容の記されたレシート、明細書がそのまま捨てられているケースも案外多いものです。レシートを見ればおおよその立ち寄り先も把握できます。内容次第では浮気調査にも活用できますので、もし証拠を見つけたら、浮気調査終了まで捨てずに保管しておきましょう。
情報を得ようとして違法行為をしないようご注意ください
浮気調査に使う情報を得ようとして、スマホパスワードを解除したり、LINEなどのメッセンジャーアプリ・SNSへログインしようとしたりする方もおられます。
しかしこうした行動は「不正アクセス禁止法」で罰せられる危険があるため、おすすめいたしません。
また、ご自身による尾行や盗聴などの行為も危険です。興信所の浮気調査に比べ成功率が低いだけでなく、配偶者や浮気相手から「つきまとい」「ストーカー」として訴えられる可能性があります。そうでなくとも、尾行や盗聴をしていることがバレれば相手に警戒されてしまい、浮気調査が難航する可能性も高くなるでしょう。
このように違法な方法で集めた情報は、裁判資料として認められない可能性も高く、リスクだけが高い行動だといえます。行き過ぎた情報収集は自身の立場を弱めてしまう可能性もありますので、十分にご注意ください。
浮気調査の情報収集にはSNSで検索する手段もある
浮気相手の名前を把握しているのであれば、SNSやネットで検索して特定し、情報を集める方法もあります。例えばよくあるのが、本名をローマ字読みにして登録しているケース。FacebookやTwitter、Instagramなどでよく見られます。
人によっては顔写真や立ち寄り先を投稿している場合もあり、浮気調査に活用できる可能性があります。
ただし、相手の名前が「よくある名前」の場合は要注意。同姓同名の他人がヒットするケースも多いからです。また、偽名・ハンドルネームで登録している場合は、本名で検索しても情報が得られませんので注意しましょう。
もし検索で浮気相手と思わしき人物にたどり着けない場合は、配偶者のアカウントのフォロワー欄から当たってみると良いかもしれません。TwitterやInstagramなどの場合は、オープンアカウントであれば返信のやりとりを第三者でもチェックできるため、そこから浮気の手がかりが掴める場合があります。
配偶者のアカウントを把握していないとできない方法ではありますが、浮気調査のために情報を少しでも集めたいときに試してみてはいかがでしょうか。
浮気調査で調べられること
浮気調査では以下の情報を調べることができます。
- 浮気相手の氏名、住所、勤務先
- 浮気の頻度や期間
- 対象者(配偶者や恋人)と浮気相手が立ち寄った場所
- 対象者と浮気相手が肉体関係を結んだ証拠
ただし、浮気調査において「対象者と浮気相手」を尾行するには、浮気相手の顔写真が必要になります。
また「浮気相手の名前のみ知っている」「携帯番号のみ把握している」という場合は、浮気調査の前にデータ調査を実施し、相手の身元(住所など)をお調べすることもできます。
浮気調査においては「情報が多ければ多いほど調査がしやすい」と申し上げました。しかし浮気をしているパートナーのガードが固い場合、相手の情報がなかなか得られないケースもあるかと思います。
お手持ちの情報で浮気調査ができるか気になる場合は、興信所アーガスリサーチへお気軽にご相談ください。
慰謝料請求には浮気調査で証拠を掴む必要がある
浮気相手に慰謝料を請求するには、「氏名」「住所(または勤務先の住所)」が最低限必要になります。
これは、慰謝料請求にかかわる書類を郵送する必要があるためです。住所がわからない場合は、勤務先への送付でもかまいません。
興信所に浮気調査をご依頼いただいた場合、対象者を「浮気相手」へと切り替えれば、相手の氏名や勤務先を調べることも可能です。また浮気調査の際に相手の名前・勤務先・顔が分かっている場合は、退勤時から尾行することで「自宅住所」の特定ができます。
ただし、慰謝料請求や訴訟で納得のいく結果を得るには、相手の氏名・住所だけでは不十分です。氏名や住所はあくまでも書類送付などに必要なだけであって、こちら側が優位に立つには、浮気調査で「不貞行為(2人が肉体関係を結んでいた)の証拠」を手に入れる必要があります。
浮気調査では決定的な証拠集めが可能
「夫(妻)が浮気をしているかもしれない」
浮気の疑いを持つきっかけはさまざまです。しかし、長年連れ添ったパートナーが浮気をしているかもしれない……と考えると、「浮気調査で真実を知りたい」「浮気調査で証拠を掴み、慰謝料請求による制裁を与えたい」と考えるのはごく当たり前だといえます。
浮気調査をご依頼いただけば、慰謝料請求や訴訟、各種交渉に必要な「証拠」を掴むことができます。
興信所アーガスリサーチでは、浮気調査の経験・技術に長けた調査員が、尾行や張り込み・データ調査などを駆使して浮気調査を実施。浮気調査によって「真実」を暴きます。
浮気調査を依頼するにあたってご不安なことやご不明点などがございましたら、お気軽にご相談ください。「今持っている情報だけで浮気調査の依頼ができるか」といったご質問にもお答えいたします。