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安否確認・生存確認

遠方に住む子どもや配偶者と、急に連絡がとれなくなってしまった、というご相談は少なくありません。

携帯電話やスマートフォンが普及している現在において、いつでも持ち歩いているはずなのに、何度呼び出し音を鳴らしても相手が出ない状況になり安否確認すらできないと、途端に不安になるものです。

そのような場合に役立つのが、興信所による安否確認調査です。

興信所による安否確認

「遠方に住む、一人暮らしの子どもと連絡が取れなくなった」、「単身赴任中の夫と連絡が取れない」などといった場合、興信所に安否確認の調査を依頼することで、連絡が取れない相手の身の安全の確認を探偵が代行して行います。

家族が行方不明になった際に、警察に安否確認を依頼したものの、満足のいく捜査に至らないまま安否確認ができない状態が続く場合においても、合わせて興信所の探偵による安否確認調査を行うことで、早急な安否確認が実現したり、安否確認対象者の発見率を高めたりすることに役立ちます。

安否確認の種類

警察による安否確認

安否確認には、災害や事故、事件に巻き込まれたなどによって音信普通になってしまったという、生死が心配される深刻なものから、親子喧嘩などがきっかけで音信不通となり、直接連絡するのが気まずいため、元気にしているかどうか安否確認をしたいという案件など、さまざまなケースがあります。

大きな災害が発生したあとに連絡が取れなくなった場合は、災害による被害を受けた可能性が高く、探偵ではなく、警察や自衛隊が安否確認の捜査を行います。日本では、地震や津波などの災害が起こりやすく、災害が発生した場所に住んでいる場合は、被災の可能性が高いと考えられます。

また、災害が起きていなくても、何の前触れもなく突然連絡が取れなくなってしまうと、何か事故や事件に巻き込まれたのでは、という考えがよぎり安否確認をしたいと考えます。事故が発生する可能性のある現場での仕事をしていたり、安否確認調査対象者の行動範囲内で交通事故が起きたりした場合など、実際に事故や事件可能性がある場合は、興信所の探偵ではなく警察に安否確認をしてもらうことになります。

最近のコロナ禍においては、遠方に住む高齢者の安否確認のために行政へ問い合わせされる方も増えているようです。認知症を伴う高齢者が行方不明となった場合も含めて、生死の危険を伴う場合には、警察による安否確認が行われたり、地域の役所が防災無線を使ったり、訪問チェックなどによる安否確認をしてくれる地域もあります。しかし、実際に安否確認をしてもらうには、親族の関係性であることを証明する必要がありますし、大都市においては安否確認調査をしてくれることがあまり期待できない状態です。

そんな場合は、探偵による安否確認調査をご依頼されるとよいでしょう。

警察以外による安否確認

災害や事故、事件性のあるものは、基本的に警察や行政機関が安否確認の捜索を行なうことになりますが、個人的な問題によって音信普通となった場合は、警察による安否確認は期待できませんので、興信所の探偵へ安否確認を依頼することとなります。

連絡が取れなくなってしまうと、心配がつのり、いてもたってもいられなくなり、音信普通になってしまった相手について、居場所まで判明できなくても、安否確認だけでもして安心したいという方からの興信所へのご相談は決して少なくありません。興信所では、経験豊富な探偵によって、ご依頼者の希望に添って調査を行うことができます。

興信所へ依頼のある安否確認の事例

興信所の探偵へ依頼のある安否確認調査には、実にさまざまな理由によるものがあります。

前述のとおり、遠方に住む家族(配偶者、子ども、高齢の親、兄弟姉妹)と連絡が取れなくなってしまったため、興信所の探偵に安否確認をして欲しいというもののほか、付き合っていた恋人と急に連絡が取れなくなってしまい忘れられないので安否確認を興信所の探偵へ依頼される方、出会い系アプリで知り合った人と連絡がとれなくなってしまったが、騙されたのか何か事情があるのか判明させるために安否確認を探偵に依頼したいという事例もあります。

また、相続が発生した際に、相続人の一人と連絡が取れないため、興信所の探偵へ安否確認調査を依頼するというケースもよくありますし、たまにしか会わない知人でも、連絡がとれなくなる前に、体調不良を訴えていたり、心療内科へ通院しているなどといったことを聞いていたりすると、安否確認をしたいと考えるものです。

安否確認を自分で行う場合

音信不通となった人の安否確認を自分で行おうとする場合は、わかっている勤務先や学校、友人などに問い合わせたり、遠方の居住地や勤務先などに直接出向いたりして安否確認を行うでしょう。

ある程度、相手の情報が分かっていれば、たとえ連絡を取ることができなくても、自分自身で行動して直接安否確認をすることができるかもしれません。

しかしながら、個人情報やプライバシーが優先される近年では、プライバシーの壁が立ちはだかることもあり、自分で安否確認を行うことは決して容易なことではなくなってきています。

特に、特にセキュリティが高いオートロック式の集合住宅などでは、居住状況の確認も難しく、親族であっても賃貸契約状況や住民票の確認が困難となっています。

もし、転居してしまっていることが判明した場合においても、転居先の新しい住所や連絡先を教えてもらうのは難しく、安否確認を続けることに限界を感じるかもしれません。

そんな場合においても、興信所の探偵に安否確認調査の依頼をし、プロの探偵動いてもらうことで、圧倒的に安否確認できる可能性が高まります。安否確認調査の依頼をする際に、持ち合わせているだけの情報をお伝えいただくことで、それを基にして探偵が情報収集を行いながら安否確認の調査をしてくれます。

安否確認を興信所に依頼するメリット

安否確認を興信所の探偵へ依頼することで、事件性の薄いものでもご依頼に応じて早急な調査が可能になります。

また、興信所の探偵による安否確認調査では、頂いた些細な情報からでも、聞き込み調査などの情報収集を行うことができます。

所有者物件や賃貸物件から管理会社などを伝って調査を行ったり、病院や介護施設など、ご依頼者が現地へ直接訪問できないような場所であっても、興信所の探偵への安否確認調査依頼によって、現地へ出向いて安否確認を行ったりします。

また、安否確認調査対象者にはもちろんのこと、情報収集のための聞き込み調査においても、聞き込みをする相手に依頼者からの調査依頼であることが知られないように調査を進め、探偵であることすらバレないように安否確認の調査を行っています。

直接本人と連絡が取れないものの、安否確認をしたいと考える依頼者は、安否確認調査対象者に知られたくないと考える方が大半なので、相手に知られずに安否確認をすることもできるのは、大きなメリットとなります。

興信所でお受けできない安否確認

興信所の探偵による安否確認は、正当な理由があれば、家族や親戚でなくても安否確認の調査を行っています。しかし、正当な理由がない場合はお受けすることができません。

たとえば、安否確認調査対象者へのストーカー目的や、依頼者からのDVを恐れて行方をくらませている人物の安否確認、その他、安否確認調査の結果を犯罪者へ提供すると予想される案件などは、安否確認調査のご依頼をお受けしていませんので、ご注意下さい。

安否確認と人探しとの違い

安否確認調査と人探し調査は、似た要素があります。安否確認調査のために、現地を訪問しても安否確認対象者の所在が不明な場合は、結果的に人探し調査を行う形になります。およその所在が判明しているものの、連絡が途絶えてしまっている、というケースは、安否確認調査を行います。

また、安否確認の目的の根底には、「生死の確認」があります。災害や事故、事件性のないものでも、相手の健康状況や精神状況、生活状況によっては、生死にかかわることがあるからです。

特に、うつ病の症状や、認知症の症状、精神疾患、引きこもりとなっている人に対しては、連絡が途絶えていることで、取返しの付かない状態に発展してしまうこともあります。

そういった場合に、興信所による安否確認調査によって、ご依頼者の安心に役立つでしょう。

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