を調べる方法
夫や妻が不倫していると気付いたときに気になるのは、やはり不倫相手の素性だと思います。
特に、不倫相手がどんな仕事をしている人なのかを把握しておくことは重要です。不倫相手の職場が分かれば不倫のタイミングが推定できますし、離婚請求や慰謝料請求をおこなうときにも有利に立つことができます。
ここでは、配偶者の不倫相手の職場を調べるためのコツについてお話ししていきます。
不倫相手の職場を判断しやすいケースとは?
配偶者の不倫相手がどのような職業であるかを特定することは、状況によって非常に簡単に判明する場合もあれば、逆に非常に難しくて長期間わからないこともあります。この違いは、配偶者と不倫相手の関係性や、その接触の頻度、さらには二人がどのような形で出会ったか、どのような環境で交流を持っているかによって大きく影響されます。
最も判断が容易なケースとして挙げられるのは、配偶者が夫婦共通の知り合いと不倫関係にある場合です。こういった状況では、すでに夫婦のどちらか、もしくは両方がその相手の職業や生活背景をある程度把握していることが多く、特別に調査をする必要もなく、相手の職業や生活スタイルが簡単に判明します。たとえば、夫婦共通の友人や知人が不倫相手である場合、その人物がどこで働いているかや、どのような職種についているかが自然に知識として入ってくることが多いため、特定に苦労しないというわけです。このような場合、不倫問題が発覚した際の対処も比較的スムーズに行うことができるでしょう。
さらに、もう一つの比較的判断しやすいケースとして、配偶者が職場の同僚や上司、部下といった社内で不倫関係を持っている場合が挙げられます。このような「社内不倫」のケースでは、不倫相手が配偶者と同じ職場に勤めているため、相手の職業や仕事内容が非常に掴みやすい状況となります。特に、社内での関係が明らかになった場合、相手の勤務先や業務内容についても詳細な情報が得られる可能性が高くなります。たとえば、配偶者が仕事の話をする際に、相手の名前や役職が自然と会話に出てきたり、共通のプロジェクトで関わることがあったりするため、不倫相手の正体が簡単に浮かび上がってくることが多いのです。
社内不倫の場合、配偶者の職場環境や同僚との関係性に詳しい場合には、不倫相手の職業を特定するのがさらに容易になります。特に、配偶者が自分の職場での出来事を家庭で頻繁に話すようなタイプであれば、同僚の名前や役職、さらにはその人がどのような仕事をしているのかまで情報が自然と入ってくるため、不倫相手の職業についての情報が断片的にでも得られやすくなります。また、職場内での関係が明確であれば、例えば誰がどの部署に所属しているか、誰がどのようなプロジェクトを担当しているかなど、相手の動向をある程度把握することができるため、より詳細な情報を掴むことができるでしょう。
しかし一方で、配偶者の不倫相手が全く未知の人物である場合や、配偶者が外部の人間と接触している場合には、その職業を特定するのが非常に困難になることがあります。たとえば、配偶者がSNSやマッチングアプリ、趣味の集まりなど、職場以外の場所で不倫相手と知り合った場合には、その相手の身元や職業がすぐには判明しないケースが多いです。こうした場合には、配偶者が不倫相手について具体的な話をしない限り、相手の職業や勤務先などの詳細な情報を掴むのが難しくなり、さらなる調査や推測が必要になるかもしれません。
また、不倫相手があえて職業や身元を隠そうとする場合には、さらに情報が得にくくなります。例えば、特定の目的で接触してきた相手が意図的に職業や住所、名前さえも偽っている場合には、表面的な情報からだけでは相手の本当の職業を知ることができず、身元の特定が非常に困難となる可能性があります。このようなケースでは、相手のSNSアカウントやオンライン上での痕跡を探ったり、プロの調査機関に依頼したりする必要が出てくるかもしれません。
このように、配偶者の不倫相手の職業を把握する難易度は、相手との関係性や接触の頻度、さらには相手がどのようにして配偶者と知り合ったかによって大きく異なります。
不倫相手の職場を調べにくいケースもある
不倫相手の職場を探し出すことが難しいケースは、実際に多く存在します。特に、配偶者がどのようにして不倫相手と出会ったか、どのような環境でその関係を築いているかによって、相手の職場や身元を特定するのが非常に困難になる場合があります。
たとえば、配偶者が不倫相手と取引先の関係で知り合った場合、その相手の職場や業務内容を特定するのは比較的可能性が高いかもしれません。このようなビジネス上の関係性がある場合、取引先との接触履歴や、配偶者が普段話す仕事の内容から、相手の職場を推測する手がかりが得られることがあります。取引先という立場であれば、会社名や役職、さらには担当している業務内容などが明確になることが多く、職場の特定が比較的容易になる可能性があるでしょう。
また、友人の友人といったつながりで不倫が行われているケースでも、職場の特定は比較的可能かもしれません。このようなケースでは、共通の友人や知人から情報を得ることができる場合があり、またその相手が過去にどのような職場で働いていたか、現在の勤務先はどこかといった情報を周囲の人々から聞き出すこともできるかもしれません。友人を介して得た情報をもとに、不倫相手の職業や職場環境を知ることができるケースも少なくないでしょう。
さらに、配偶者が習い事や趣味のつながりで不倫相手と出会った場合もあります。このような場合、特定の教室やクラブ、あるいはサークルといった活動場所での接点があるため、その関係性をたどることで、不倫相手の職場や生活環境についての情報を入手する手がかりになるかもしれません。たとえば、配偶者が通っているジムや料理教室、アートクラスといった場所で、同じメンバーやインストラクターと親しくなることで関係が発展するケースでは、その習い事の仲間や指導者の職業や勤務先が分かることもあります。こうしたケースでは、職場の情報も比較的明るみに出やすいかもしれません。
しかしながら、配偶者がインターネットのSNSで知り合った相手と不倫関係にある場合には、相手の素性や職場を特定することは一層難しくなります。インターネット上では、多くの人が本名や実際の職業を隠して活動していることが一般的であり、特にSNSやオンラインのコミュニティでは、相手が自分の身元を意図的に隠していることも珍しくありません。そのため、配偶者がSNSで出会った相手と不倫をしている場合、その相手の本名や居住地、職場などを探り出すのは非常に困難となるケースが多いです。特に、相手がプライベートな情報をほとんど公開していない場合や、オンライン上でのみ交流が行われている場合には、その相手の職場を特定するにはかなりの時間と労力が必要になるかもしれません。
さらに、配偶者が水商売の女性と不倫している場合も、相手の職場を特定するのが難しいケースの一つです。水商売という業界の特性上、働く場所が頻繁に変わることもあり、またプライベートな情報を顧客に漏らさないようにしている女性も多いため、相手の職業や勤務先について具体的な情報が得にくい状況が考えられます。キャバクラやクラブ、ラウンジといった水商売の場で働く女性たちは、通常プライバシーを守るために本名を伏せていることが多く、さらには働く店舗が一定期間ごとに変わることもあるため、特定の場所に勤務していると特定することが難しくなります。また、夜の仕事に従事している女性たちは、顧客との関係が業務上の範囲に留まることもあり、相手に対して自分の職場やプライベートについて詳しい情報を教えないケースも多いです。したがって、水商売の相手と不倫している場合、その女性の職場を探し出すことは一筋縄ではいかないことがよくあります。
これらのケースからもわかるように、不倫相手の職場を探す難易度は、その関係性や出会いのきっかけ、さらには不倫相手がどのような業種に従事しているかによって大きく異なります。
配偶者の不倫相手の職場を調べる方法7つ
1. 自分で調べてみる
配偶者が不倫していると気付いたときに、とりあえず1人で調べてみようと考える方は多いものです。
不倫相手の素性を調べる方法としては、尾行や張り込みが考えられます。配偶者が不倫相手の職場を訪ねた場合などにはすぐに相手の職業を特定できます。また、接客業に就いている不倫相手であれば、実際に接客を受けて素性を調べることも可能です。
とはいえ、1人で調査できる情報量には限界があります。場合によっては、情報がほとんど集まらないうえに配偶者に調査がバレてしまうなどして、状況が悪化するケースもあるかもしれません。
2. GPSを活用する
GPSを使えば、配偶者と不倫相手の動向を効率的に探ることができます。相手が立ち寄る場所が分かれば、職場の場所も判断しやすくなるのです。
ただし、GPSを使った調査はバレやすいというデメリットがあります。また、配偶者や不倫相手の車や持ち物にGPSや盗聴機器 をつけるとプライバシーの侵害として罪に問われることがあります。知らずしらずのうちに違法行為をしないよう、十分気をつけておきましょう。
3. 配偶者からそれとなく聞き出す
自然な話の流れで配偶者に直接聞き出すというテクニックもあります。
共通の友人の話などをきっかけに「最近はどんな人と遊んでるの?」「仕事で変わったことはあった?」など、さりげなく尋ねてみましょう。
こういった質問をしたときに「こんな人と知り合ったけどただの友達だよ、職場などの詳しいことは知らないよ」などとごまかす人は少なくありません。また、不倫相手の存在がバレないよう、話をそらしたり会話を終わらせたりする人も多いものです。夫婦の会話から相手の素性を探るのはかなり難しいといえるでしょう。
4. 友人に聞き込みをする
配偶者の不倫相手が共通の友人や友人の友人であることが疑われる場合には、聞き込みという調査方法が有効です。最近の配偶者の行動に怪しい点がないか、どんな異性の知り合いがいるのか、合コンなど出会いのチャンスがなかったかという点を友人に尋ねてみましょう。
ただし、友人が配偶者側の味方だった場合には、当然ながら情報を得ることはできません。それどころか、嗅ぎ回っていることを配偶者に告げ口され、状況が悪化する可能性も考えられます。
5. スマホやパソコンを盗み見る
配偶者のスマホやパソコンには、不倫相手の情報が入っている可能性が高いといえます。うまくチェックすることができれば、メールやラインの送受信歴や電話帳登録、画像や動画などから職場を見極めることも十分可能といえるでしょう。
ただし、スマホやパソコンを見るのはマナー違反とされることが多いので十分注意しましょう。スマホやパソコンをチェックしたことが配偶者にバレると、相手との関係性が悪くなったり、証拠となりそうな情報を用心のために削除されたりする可能性が高まります。
6. SNSをチェックする
配偶者のフェイスブックやインスタグラム、ツイッターなどのSNSアカウントにアクセスするという調査方法も考えられます。相手のフレンドやフォロワー情報や、コメントのやり取りから相手の職場など素性を判断できるケースもあるものです。
配偶者がアカウントに鍵をかけている場合には、第三者を装ってフレンド申請をしてみるのもよいでしょう。
とはいえ、SNSでは個人情報を特定されないよう、発言をぼかす人が多いものです。SNSから職場を特定できる可能性は、それほど高くないといえます。
7. 興信所に依頼をする
配偶者の不倫相手の情報を自分で調べるのが難しい場合には、興信所に依頼を持ち込むのが有効な策といえます。
興信所には、さまざまな調査を担当してきた実績をもつプロの調査員が在籍しています。プロがあらゆるノウハウを使って調査をすれば、不倫相手の職場を特定できる可能性はかなり高まるものです。
配偶者の職場調査はプロに任せるのが最適!
興信所の調査員は、探偵業法に基づいて調査をおこないます。
その調査方法は尾行や張り込み、聞き込みなどさまざまです。調査員は、配偶者や不倫相手に気付かれないようにさりげなく尾行や張り込みをし、情報を効率的に集めてくれます。
浮気相手の職場や住所といった基本情報であれば、状況にもよりますがすぐに特定してくれることがほとんどです。もちろん、探偵業法に基づいた合法的な調査をおこなうので、違法行為に問われるような心配もありません。
配偶者の不倫相手の情報を集めたいときには、その道のプロに任せるのが最適といえるでしょう。
配偶者の不倫相手の職場を調べたあとの対処法
配偶者の不倫相手の職場が判明したときに、勢い余って職場に話をしにいくようなことは絶対にやめましょう。
不倫の証拠がないような状況で相手を問い詰めても、相手が不倫を自白してくれるようなことはありません。それどころか、仕事を妨害したことや職場で悪い評判を立てたことを責められるなど、自分が悪者になってしまう可能性が高いのです。
また、証拠を突きつけて不倫を立証できた場合でも、それが原因で不倫相手が退職しなければならなくなったときには、損害賠償を請求されるおそれがあります。
相手の職場が分かったときには突撃をして立場を悪くするようなことは避け、じっくりと不貞の証拠を集めるなど慎重に行動することが肝心です。
配偶者の不倫相手の職場を特定するための方法はいくつも考えられます。しかし、セルフでの調査で有用な情報を集め、不倫相手の職場を特定するのはかなり難しいと言わざるをえません。
不倫相手の情報を掴みたいのなら、調査のプロである興信所への依頼がおすすめです。問題を一緒に解決してくれるような信頼できる興信所を選び、調査を任せてみましょう。