HOME > コラム一覧 > 探偵が語る > 気になる浮気調査の費用、平均相場はどれくらい?安く抑えるコツはある?

浮気調査の費用相場
安く抑えるコツは?

浮気調査をしようと考えるときに不安なことといえば、やはり「料金・費用」面だと思います。

興信所に浮気調査を依頼すれば有用な証拠が手に入りやすいものですが、まとまった費用がかかることが心配で依頼をためらってしまう方もいるかもしれません。

興信所の浮気調査費用は、工夫をすればある程度おさえることも可能です。

ここでは、調査費用の平均について、またお得に依頼をする方法についてご紹介いたします。

浮気調査の費用体系は大きく分けて3種類

浮気調査の費用の料金相場を検索すると、安い場合なら10万円以下、高額な場合には100万円以上と相場にかなりばらつきがあるのが分かります。

費用相場にこれだけの幅があるのは、設定料金や諸経費、時間などの条件が異なるためです。

浮気調査の費用の計算方法は興信所によって違います。多くの興信所は、時間料金制、パック料金制、成功報酬制のいずれかを採用しています。

1. 時間料金制とは

時間料金制というのは、1時間いくらという基本料金を設定する方法です。ほとんどの場合、浮気調査は調査員が2名で担当します。調査員2名で1時間調査をした場合の平均相場は15,000~25,000円(諸経費別)となっています。

時間料金制の良さは費用がいくらかかるのかが分かりやすいという点にあります。

配偶者が浮気する日時が推測できるのであれば、その日時にピンポイントに依頼することで調査費用を安く済ませることも可能です。

ただし、調査が難航したときには費用がどんどんかさんでしまうこともあります。また、時間料金に加えて経費や書類作成費がかかることがほとんどなので気をつけましょう。

2. パック料金制とは

調査サービスを一律料金で請求するパック料金制を採用している興信所も存在します。パック料金制は、調査にかかるすべての費用がひとまとめにされているため、依頼者にとって料金の見積もりが明確である点が特徴です。この料金には、調査そのものにかかる費用だけでなく、調査に必要な機材の使用料金、現地での活動に伴う経費、さらに調査結果を報告するための書類作成費用など、関連するすべての費用が含まれています。

パック料金制を採用している興信所の料金相場は、おおむね40万円から120万円ほどとなっており、調査の内容や範囲によって異なります。この料金体系の大きな利点は、調査が長時間にわたる場合や、複数の調査手法を用いる場合でも、追加料金が発生することがないため、総コストが予想しやすくなる点です。特に、複雑で手間がかかる浮気調査や、広範囲にわたる調査を必要とするケースでは、時間制の料金よりもお得になることが多いです。

ただし、パック料金制にはデメリットもあります。調査が短時間で済んでしまう場合には、パック料金が高額に感じられることがあります。つまり、調査の実際の時間や難易度に関わらず、一律の料金が請求されるため、短期間での調査には割高になる可能性があります。

なお、パック料金制はあまり一般的ではなく、採用している興信所は比較的少数派です。このため、興信所を選ぶ際には、料金体系がどのようになっているかを事前に確認し、自分の調査内容や予算に合った料金体系を選ぶことが重要です。パック料金制を提供している興信所は、特定のニーズに応じて柔軟なサービスを提供する場合が多いので、詳細な条件やサービス内容を確認することをお勧めします。

3. 成功報酬制とは

浮気調査が成功した際に報酬を支払うという成功報酬制のシステムを利用できる場合もあります。成功報酬制の特徴は、調査の成果に基づいて費用が決まる点にあります。具体的には、初めに着手金を支払う必要があることがほとんどですが、調査が終了した後に、浮気の証拠が見つかった場合にのみ追加の成功報酬を支払う形になります。これにより、調査の結果に応じて費用が発生するため、依頼者は調査の成果に対してのみ料金を支払うことができるのがメリットです。

成功報酬制では、浮気の証拠が見つからなかった場合には追加の費用を支払わずに調査を終えることができるため、無駄な出費を避けることができます。成功報酬制は、調査が成功するかどうかが調査員の報酬に直接影響するため、調査員も証拠を確実に見つけるためにより一層努力する傾向があります。このため、じっくりと慎重に調査が行われる可能性が高く、依頼者にとっては調査の質が高まることが期待できます。

成功報酬制を採用している興信所の料金体系は、一般的に幅があり、調査の内容や難易度によって異なりますが、相場としては着手金が30万円から50万円程度、成功報酬が40万円から70万円ほどが一般的です。着手金は、調査の開始時に支払う必要があり、調査がうまくいかなかった場合でも返金されないことが多いので、事前にこの点について確認しておくことが重要です。

成功報酬制の利用に際しては、契約内容や費用の取り決めについて十分に理解し、納得した上で契約を結ぶことが大切です。また、調査の成功基準や証拠の種類についても明確にしておくことで、後のトラブルを防ぐことができます。成功報酬制を選ぶことで、調査の成果に応じた公正な料金支払いが可能となり、安心して調査を依頼することができるでしょう。

浮気調査の費用を押さえるテクニックとは?

浮気調査にはまとまった費用がかかるものです。しかし、依頼者が少し工夫するだけで興信所の調査費用をグッとおさえることも可能となります。

ここからは、浮気調査の費用をおさえるためのポイントをチェックしていきましょう。

1. ある程度の情報を集めておく

浮気に関する手がかりがまったくない状態で興信所に調査を依頼すると、調査に必要な時間が長くなり、結果として費用が高額になってしまうことが多いです。これは、調査員が浮気の証拠を見つけるために広範囲にわたって調査を行う必要があり、その分の時間やリソースが必要となるからです。調査が長引くほど、調査費用が増加する可能性が高くなります。

そのため、浮気の疑いがある場合には、まず自分で配偶者の行動を観察し、可能な限り手がかりを集めておくことが重要です。具体的には、配偶者が浮気をしている可能性がある曜日や時間帯、訪れる場所、そして行動パターンなどをバレない範囲で調べておくことが推奨されます。たとえば、配偶者が特定の曜日や時間帯に外出することが多い、あるいは特定の場所によく行くといった情報があれば、これらのパターンを把握することで、調査の焦点を絞りやすくなります。

このように、具体的な行動パターンや頻繁に出かける時間帯がわかると、興信所に依頼する際にはよりピンポイントで調査を依頼することができます。例えば、特定の曜日の夜にだけ外出する傾向がある場合、その曜日と時間に重点を置いた調査を依頼することができるため、無駄な時間や費用を省くことが可能になります。これにより、調査が効率的に進むだけでなく、費用も抑えることができるでしょう。

また、配偶者の行動パターンを事前に把握しておくことで、調査員が必要な情報を短期間で集める手助けとなり、調査の成功率を高めることにもつながります。したがって、興信所に依頼する前に、自分なりに情報収集を行い、可能な限り詳細な手がかりを提供することが、費用対効果を高めるための大切なステップです。

2. 調査員の数を絞ってもらう

浮気の可能性が高い日時や場所が事前に分かっている場合、調査が比較的やりやすくなります。具体的な日時や場所が特定できていれば、調査の焦点が絞られるため、効率的に情報を収集することが可能です。このような場合、調査の効率を上げるために、調査員を多く使う必要がないかもしれません。興信所によっては、調査の内容や状況に応じて、調査員の人数を調整することができる場合もあります。

調査員を多く使っている場合、人数を減らすことで調査費用を削減できる可能性があります。したがって、興信所に対して調査員の人数を減らしてもらえるよう交渉することができるかもしれません。調査の日時や場所が明確であれば、調査の効率も高まり、少人数での調査でも十分に対応できるケースが多いため、調査員を減らすことで費用を抑えることができる可能性があります。

ただし、調査員の人数を減らす交渉が受け入れられるかどうかは、興信所の方針や調査の内容によって異なる場合があります。興信所側が一定の人数を必要とする場合もあるため、交渉が必ずしも成功するとは限りません。しかし、交渉を試みることで費用削減のチャンスを得ることができるので、ぜひ交渉してみる価値はあります。

交渉にあたっては、浮気の可能性が高い日時や場所の情報を具体的に提示し、その情報に基づいた調査の効率化について説明することが重要です。これにより、興信所側も調査の最適化を考慮して、調査員の人数を調整する余地があるかもしれません。調査の費用をできるだけ抑えつつ、質の高い調査を依頼するためには、こうした交渉を積極的に行うことが有効です。

浮気調査費用の高額請求に注意しよう

依頼する興信所の料金体系を理解せずに安易に契約を進めると、あとあと高額な料金を請求される可能性も考えられます。契約前にチェックしておきたいポイントをご紹介いたします。

1. 時間制の場合には調査員の人数を確認する

時間料金制を採用している興信所のほとんどは、料金体系を説明する際に調査員1名あたりの1時間ごとの料金を提示します。この料金体系では、調査にかかる時間と調査員の人数に基づいて総費用が算出されます。実際の浮気調査では、2名の調査員で行うことが一般的であり、そのため費用は提示された料金の2倍程度を想定しておくのが妥当です。たとえば、調査員1名あたりの1時間の料金が1万円とすると、2名での調査を行う場合、1時間あたりの費用は2万円となります。

しかしながら、興信所によっては、調査員の人数を3名や4名に増やすことがあり、これによって高額な調査料金が請求される場合があります。このように、不必要に調査員の人数が増やされることがあるため、料金体系の詳細を確認する際には注意が必要です。特に、調査員の人数が多くなると、調査の総費用も大幅に増加することがあるため、事前に調査の内容や人数について具体的に確認し、不明点があればしっかりと質問することが大切です。

また、興信所によっては、調査の規模や内容に応じて適切な調査員の人数を提案するところもありますが、調査員の人数が必要以上に増やされることがないように、慎重に料金や人数の詳細を確認しておくことが重要です。必要な人数や調査の実施方法について明確に理解し、契約を結ぶ前に全体の費用感を把握することで、予想外の高額な料金を避けることができます。料金の見積もりをしっかりと把握し、納得した上で依頼することが、費用対効果を高めるための重要なポイントです。

2. パック料金制はキャンセルしにくいので注意

パック料金制はすべてが込みのプランなので、調査途中のキャンセルが難しいという面があります。調査が必要なくなったときなどにキャンセルをお願いしても、費用は返ってこないかもしれません。

前もってキャンセル時の条件について確認しておけば、安心して依頼できます。

3. 成功報酬制の場合には条件面を確認しておく

成功報酬制は浮気調査がうまくいかなければ成功報酬を支払う必要がないという魅力的なシステムですが、「成功」の意味についてはきちんと確認しておきたいものです。

中には、浮気の証拠が一切見つからなかったにもかかわらず、調査をしたこと自体を成功と解釈して費用を請求する興信所もあるようです。

また、決定的な証拠にならないものを渡され言いくるめられてしまうケースや、調査を引き伸ばしたのちにキャンセル料を請求する業者もあるといわれるので、十分気をつけましょう。

まとめ

興信所に浮気調査を依頼するときの料金体系には大きく3つのパターンがあります。

ある程度配偶者の行動パターンが読めているのであれば、時間制の価格プランを選ぶのがおすすめです。ピンポイントで調査を依頼すれば、コストを掛けずに有効な証拠を得ることができます。

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