高額か低額か?

 探偵の調査料金を殆どの方は高額に感じる。

実際に浮気調査を例に上げると、時間料金で夕方5時から調査を開始し6時間の調査で13万円前後の費用が発生する。仮に10日間に渡り「浮気の証拠」を撮る為に同様の調査を実施すれば単純計算で130万円の調査費用が発生する。

この金額が「一般的価値観からは安価」とは言えない。

それならば安い調査を行う探偵を探すとなるわけだが、おすすめ出来る探偵の評判を聞いたためしがない。

安くて良い仕事ならば文句のつけようがないが、殆どの場合「安価のリスク」が存在している。安い調査はそれなりの調査報告になる覚悟が必要であると思う。

いずれかの選択を決定する事は「依頼人の自由」なので慎重な探偵選びの参考にしていただきたい。

 

 

信頼のおける探偵の条件

 信頼できる探偵は条件がある。

まず、「説明が明確」。

どんな調査の相談でも「明確に結果の出る方法」を説明でき、尚かつ調査のリスクも的確に予想出来る経験値とスキルを持ち合わせている。

次に、「料金が的確」に見積もれる。

判りやすい料金説明で具体的な日数で何名の調査員を使用し、調査終了時にはおおよその全費用が提示できる。

最後に、「調査手段が豊富」。

誠実な対応であり「常識を逸脱」しない探偵。
探偵業法の「違法調査」を行わないモラルを兼ね備えた探偵である。

この条件をクリアー出来る「探偵は信頼」できると言える。

安かろう

 探偵業は料金体系は各社様々で、依頼を考えている方には不明瞭で理解に苦しむ方も。シンプルで「安い料金」をうたっても、実際の支払い金額は見積と全く違い高額請求などもある。

尾行関係の調査が代表的で何処の探偵業者も「調査員1名」の料金を提示しているが、実際調査を行う段階では「最低2名の調査員」を必要とするため支払い料金が高額に感じる。

はっきり言えば「仕事によって必要人員が変化」するため明確な料金見積は探偵に直接問い合わせて依頼を考え無ければ「必ず料金トラブル」が発生する。安かろうを素直に受け止めず「見積をとる」ことが重要である。

価値観の違い調査費用

 探偵料金や調査料金に掛かる費用の賢い使い方のお話し。

お金持ちの「100万円」は調査費用として妥当な金額であるらしい。しかし、経済的に厳しい低所得者にとって100万円は捻出する為に苦労と時間が必要である。

書く言う私は後者であるため「価値観」は低所得者そのものである。

同じ費用を要した調査で調査結果が得られるなら問題ない。しかし、調査結果が得られない場合も存在する。低所得者にとっては大金であるため納得がいかない心情になる。結果的にみれば「毎日長時間の調査は高望み」であるといえます。

 料金トラブルにならない調査費用の使い方はズバリ「スポット調査」です。毎日、長時間の調査では結果が出る前に予算の限界を迎えてしまいます。怪しい曜日や可能性の高い時間帯を限定し、調査を実施する方法ならば「100万円で何日も調査が可能」になるのです。

探偵の価格競争

 調査料金の安値を争ったインターネット広告やWEBサイトを目にする。探偵や興信所に依頼をする方にとって「価格競争」はより安価で調査報告を得たい心理に大きく揺さぶりをかけている。

浮気調査一つとって例をあげると、現場に出る人件費・使用機材にかかる経費・交通費などは値引きようのない「実費」なのです。

調査料金の安値を表記する膨大な広告費を考えると「本当に報告を受ける段階に支払う料金」なのか不思議でなりません。

先程話しました「実費」を値引きする事は採算がとれていない探偵や興信所に他ならないのです。

同業者の悪口になるので多くは話しませんが、もし安値を誇張する探偵や興信所との契約は要注意であるといえます。