軽々しく言えない

 探偵事務所や興信所のホームページやウェブサイトの宣伝文句にある「信頼や実績」「経験豊富なスタッフ」などを目にする。正直・・・ホントに?と疑念を持たずにいられない自分がいる。

我が興信所も駆け出しと言わない迄にはなったが「日々努力と勉強」であることに間違いない。

30年以上の業歴があってもである。

探偵稼業はそれだけ経験と実績が「依頼の対応力」に直結していると言える。

ここだけの話、起業して数年の探偵に「出来る依頼」には限界があると考える。根拠は何か?「総合的な調査力」が乏しい事。長年培ってきた調査ノウハウの有無で調査力は天地程の差がひらく。簡単に言ってしまえば「出来る事が限られている」のです。

経験と実績を語るには数十年の社歴が必要かと思うのです。

 

 

変わらない携帯番号

 日本人は律儀な民族であると常々思う。

鳴らない携帯電話を何年も持っている。数年に一度あるかないかの友人からの着信。お金に代えられないものがあるならば代表的な例かもしれない。

律儀にあてはまらないかもしれないが「電話番号が長い間同じ」であると安心感を得られるのは私だけだろうか?他人と商売で短期間につきあう場合においても同じ事が言える。

「信用」とは基本的な「人柄」を指すと考える。

我々興信所が行う「個人信用調査」や「法人信用調査」もその延長線上に存在している。

律儀ではない人物や法人とのお付き合いを極力避けるため必要な情報をお届けしている。こんなご時世だからこそ「軽率な判断」は危機的状況を生み出しかねない。

転ばぬ先の杖として「興信所」はお役にたてると思う。